皆様こんばんは。
本日で筑波大学付属小学校の考査が終わりました。
あとは発表と抽選が行われ、今週中に確定します。また、これをもって本年の首都圏の小学校受験も終わり、最後に各学校の補欠枠が動きます。
具体的な問題はわかりませんが、筑波の出題された論点まで教えてもらいましたので、簡単ではありますが、速報とさせていただきます。
2019年筑波大学付属小学校考査
出題論点(内容はグループにより異なる)
試験前の待機、先生とのやり取り・・例年と同じ(下記リンクご参照)
①ペーパーテスト
お話の記憶(複数の動物がお出かけ)
図形問題(重ね図形など)
時間の関係で、例年全問正解は難しいが、
倍率が10倍なので合格ラインは何とも言えないところ。
②口頭試問
例年と同様
③制作
制作物はグループによって異なるが、例年と同様の傾向。
時間内に、紙コップ、紐、テープ、のり、クレヨン、紐を使って、
塗る、くっつける、通すといった作業のものが多い。
④クマ歩き
例年と同様
⑤行動観察
紙コップ積みなど例年と同様。
⑥作文
テーマは様々なであるが、例年と同様の傾向の模様。
次年度の傾向と対策
来年度、試験の形式が変わらないという前提のもとですが、一定の対策が取れます。
まず、11月11日のブログ、
筑波大学附属小学校:2次選考の過去問傾向から本年試験内容を予想はこちら。
こちら、内容はそのままですが、論点としてはほぼ当たっていることがわかります。
私は自らの経験に加えて塾講師もやっていた手前、このような予想はどちらかというと得意な方ですが、受験した方ならお分かりの通り、これ自体は特段自慢にもなりません。
単に過去問の傾向から、数字に基づいて予測しているだけです。大枠として、筑波の試験問題は、例年あまりぶれません。ここから読み取れる傾向と対策はこちらです。
・筑波は毎年同じ論点の問題が出ることが多く、過去問対策が非常に有効。試験の予測の確度が高いということは、それに特化した練習は必須です。
・論点の予想は有効だが、詳細の予想 (どんなお話かな?とか、どんな図形問題かな?など)は効率が悪い。図形が出るのがわかっていれば、図形は全てしっかりやる。クマ歩きも同様。
・皆ができるところを間違うと、恐らく即アウト。
・絵画などイレギュラーな論点はほどほどに。対策としては時間をかけるべきではない。この時間をお話の記憶、図形やクマ歩きにかけるべき。
筑波の試験は最初の抽選で50~60%に絞られ、対策を事前にしていても受けられるかわかりません。また、倍率10倍程度の厳しい2次を切り抜けたとして、明後日の3次でまた3分の2に絞られますので、本当に厳しい試験です。
筑波は現時点では受験したいと考えていますが、抽選の可能性を踏まえると、筑波のための対策はほどほどになると思います。でも、上記のうち、作文対策は事前にやっておかないと、差が出そうです。聞かれるパターンは様々でも、回答パターンは限られますしね、、