今日は小学校受験で頻出の片足バランスと飛行機バランスについてお話します。
完全に安定するまで結構時間を要しましたが、できるようになるコツとしては、2点あると考えています。
姿勢を整える
体幹を鍛えるという話の前に大事なことが、基本姿勢が曲がっておらずまっすぐであることです。
まずお子様に目をつぶってもらい、10秒数えてから、後ろから見て曲がっているか確かめてください。
また、軽く前屈して手をぶらぶらっと脱力して、横に数回振ってから体を戻してみてください。
これで、より姿勢を確かめることができます。
両者ある程度まっすぐいられたら問題ないです。
実際、そのようなお子様はある程度バランス感覚が良いと思われます。
既に得意と言うことはないですか?
一方、結構曲がっているな、と感じた方はラッキーです。
まだまだお子様ですので、姿勢改善は間に合います。
高校で脊椎側弯症になってしまった私が言うので間違いないです。
身体がある程度せいちょうしてしまったら、以後それとお付き合いするしかないのですが、子供のうちはまだまだ姿勢改善できますし、受験もクリアできるなんていいことづくめです。
姿勢改善の方法はいくつかありますが、子供にとって良い方法の一つが雲梯です。
雲梯は、ぶら下がることで体がまっすぐになる一方で、腕の他上半身の筋肉もバランスよく鍛えられます。
雲梯は幼児の運動として非常に支持されており、おすすめです。
足腰と体幹の子供なりの鍛え方
次に、姿勢の問題がクリア出来たら、幼児なりの筋トレです。
しかしながら、大人のようにスクワットとか腹筋をするわけではありません。
下記のような子供なりの自然な運動を一日1時間程度取り入れてみてください。
・公園でお友達と目いっぱい遊ぶ
・親子でウォーキングする
・ケンパーで遊ぶ。片足でケンケン
当たり前のようなことを並べましたが、受験生は実際できていないご家庭が多いようです。
なぜなら、小学校受験を予定しているご家庭は受験体操教室に通っていることが多く、それで良しとしてそれ以外の運動の機会を
少なくしてしまう傾向があるためです。
この点、受験体操教室は指示行動など受験のための体操に特化しているため、幼児に必要とされる運動としては不足することが多いです。通常の体操教室でさえ、公園の運動に劣後するという研究結果があるぐらいで、公園での運動は非常に重要とされています。
コロナ禍で通常の状態ではありませんが、公園での運動も積極的に取り入れていくと良いかもしれません。
次にウォーキングです。継続して歩くという運動は子供にとって非常に良い運動になります。
実は我が家もマラソンと併せて非常によく歩く一家です。レインボーブリッジを渡ったり、幼児教室の後多摩川を歩いたり、山道をトレッキングしてみたり。
これを繰り返すと、やはり基礎能力として、足腰が鍛えられます。
シンプルですが、この2点を繰り返すと、片足立ちは容易にできるようになります。
飛行機バランスは体幹も必要ですので、片足立ちができるようになった後は、前屈してコツを掴む必要があります。
しかし、片足立ちが得意なお子様であれば、傾けていくだけなので、ほどなくできるようになります。
ですので、飛行機バランスを練習するというよりも、片足立ちがまず完璧にできるよう練習してみてください。
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