道を歩いても、お店に入っても、ネットを見ても鬼滅の刃だらけですね。
鬼滅の刃は2016年に週間ジャンプで始まった人気漫画ですが、大人気の絶頂で本年漫画は最終回を迎え、その勢いのまま、アニメの続きの内容でもある映画版は空前の大ヒットとなっています。
この点、我が家は基本的にテレビを見ない家で、今のところ漫画自体何も娘に見せていないので、当然鬼滅のきも知らないはず。また、幼稚園は園児の8~9割が小学校受験するお受験幼稚園で、小学校受験を志すご家庭では、鬼滅の刃のような人がたくさん死ぬお話は通常敬遠されるはず。コロナ禍で人と会う機会も激減している。
なんといっても、今は小学校受験真っただ中。
このように、日本の幼児の中で鬼滅の刃に一番縁遠いのが小学校受験生とも思うのですが、、、
2、3か月前から急にねずこちゃんねずこちゃんと言いだして、何かに感染したような節がありました。
たんじろうとか、いのすけとか、日を追うごとに人の名前が増えていって、、、しまいには「つ~よ~く~~なあれ~る~」とか、鬼滅アニメの主題歌まで歌い始めました。
ちょっと前まで口ずさむ歌はトトロの「さんぽ」だったのが、小学校受験直前にあまりの唐突な変貌。
お風呂で歌い、移動中に歌い、寝る前に歌う。ずっと歌ってます。
どうも妻に聞くと、幼稚園も幼児教室も、風邪が流行るより早く鬼滅が完全に行きわたっているらしい。
そしてどんなお話か聞くと、誰もが「知らない」と回答。
どうも妻に聞くと、幼稚園でも保護者が揃って見せないので、内容は誰一人知らないらしい。
コロナ感染を防ぐことに精一杯で、こちらは全く気が付きませんでした。
特に家でアニメを禁じているわけではないので、最近放送されたアニメを見せてあげたら喜ぶかなと思いましたが、主題歌で流れる絵でさえ怖いからすぐに見るのをやめてしまいました。そんな恐怖の描写はなかったですが、、、
今では幼児で集まったら「みんなできめつうたおう」と言って、皆で合唱するケースが多いです。
内容も知らないのに、よくそこまで流行ったなと驚き。でもそうか、それが幼児なんですね。内容というより、キャラクターの絵や歌だけで流行は成立すると。
この点、少年漫画やアニメの多くは何かしらプラスになるメッセージ性が込められていて、私は一つの芸術のようなものと考えてます。私自身もよく見てましたしね。話題ということで、早速出遅れて漫画の方を見てみましたが、、、確かに面白い!!
描写の関係で幼児には確かに早いですが、主人公が一貫して思いやりに包まれていて周囲がだんだん影響されていくあたり、人に優しくしようと思わせる良い漫画ではないでしょうか。漫画としてのスピード感もいいですね。
このように、普段入ってこないところにまで鬼滅が深く浸透しているので、このフィーバーはまだしばらく続くと思います。
さっそく誰が見せたのかたまごっちを欲しがってますから、、、、
小学校受験の面接で今何が欲しい?と聞かれないことを祈るばかり。
遂には進研ゼミまで鬼滅とコラボを始めました。小学講座ですが、日本を代表する通信教育まで遂に鬼滅です。
タブレットを限定柄にできる模様で、これは一部コアなファンの支持を得そうです。先取り教育しようと考えている方には丁度良いかもしれないですね。
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