この時期、お子様が新小学一年生となるご家庭は卒園と入学準備で、忙しい日々をお過ごしと思います。
これから長い学校生活が始まりますね。
幼児期の早期教育は、その効果や是非につき賛否両論あって良いと思いますが、小学校からはその言葉自体、消滅します。
小学校に入ると事前に何かしら取り組んでいたお子様もたくさんいますので、お子様が勉強に対して苦手意識をもってしまうのは避けたいところです。このため春休みには、最低限年齢相応の学習をしておいた方が良いと考えます。
できるようにしておきたい学習項目として、まず挙げたいのは下記2点です。
事前に抑えたい2項目
・ひらがな、カタカナの読み書き
・一桁の数字の計算
これら2点を重視する理由は、学習塾の入塾テストの受験要件として課されることもあり、小学校入学後すぐに取り組む内容のため、スタートダッシュでつまずかないようにするためです。多くの教材も対象年齢を幼児としており、3歳や4歳でも取り組める内容になっています。
このうち、公文などで学習が先行している方は、数字については問題ない方が多いでしょう。
しかし、ひらがなやカタカナの書き順、文字のバランスなど含めると不十分なこともありますから、精度を高める意味で、書く練習ができるドリルでの予習・復習は多くの方に効果があります。
ドリルは、黙々と進めれば1冊で終わることもできるし、1枚ごとじっくり進めることもできます。
このあたりは個人差がありますが、幼児期はシールを貼りながら進めるのが楽しいと感じることが多いので、多くのドリルでシールが採用されています。お子様が自分からやりたがる場合は、どんどん進めた方が良いですね。
一方で、やりたがらない時もあります。この場合、無理にやらせると逆効果なので、時間をおいてみてください。
対策としては、親が似たような教材に取り組む、勉強する姿を見せる、あとは敢えて2冊買って一緒にやる、などするのも効果的ですよ。やらせるというよりも、一緒にという点がポイントです。
どのドリルが良いか？ですが、大きく公文や学研など老舗のドリルと、キャラクター系のドリルに分かれます。
前者はきっちり学習、後者は楽しく学習という位置づけになりますが、ひらがなやカタカナに関してはまず楽しんで学習することが重要なので、お子様のタイプにあったもので十分です。
くせのないきれいな字になるひらがなれんしゅうちょう 学研の頭脳開発
| 価額 | 825円 |
| ページ | 112ページ |
いきなりですが、本命候補です。
学研のこのシリーズは非常に評判が良く、ひらがなも反復練習で「綺麗に書けるようになる」という公文生に響くポイントを抑えています。下図の平仮名の書き方は、シンプルながら、下記順やバランスも学ぶことができ、公文の国語と相性の良い教材と考えます。他にカタカナシリーズもあります。
やさしいひらがな2集 (もじ・ことば 4)
| 価額 | 726円 |
| ページ | 78ページ |
ひらがなの定番ドリルです。
やや対象年齢が低めで、優しめの構成です。
これまでドリルをやったことがない、初めて取り組む方にバッチリの内容です。
アマゾンレビューも非常に高く、教材が支持されていることが伺えます。
ディズニープリンセスひらがな(3歳・4歳・5歳) (学研わくわく知育ドリル)
| 価額 | 869円 |
| ページ | 56ページ |
ディズニープリンセスシリーズの学研の学習ドリルです。
こちら娘が4歳ぐらいのときに取り組みました。
女の子が大好きなアリエルやラプンツェルなどが登場し、シール100枚と塗り絵がもありますので、楽しんでスイスイ進みます。
ページを1枚ずつ切り取って学習でき、イラストつきのかわいいひらがな表も付属します。
すみっコぐらし学習ドリル 入学準備~小学1年のひらがな カタカナ
| 価額 | 880円 |
| ページ | 80ページ |
まずは我が家も買ったすみっこぐらしシリーズ。鬼滅フィーバーが続きますが、すみっこぐらしは女の子を中心に大人気ですね。
すみっコぐらしのイラストが満載で、かわいいすみっコのシールが78枚ついています。
1枚終わるごとにシールをドリルにはって、楽しく学習を続けられます。それぞれの文字を使った言葉を約250語掲載し、言葉の学習もすることができます。
ドラえもん はじめてのあいうえお 3・4・5歳: ドラえもんと やってみよう!
| 価額 | 836円 |
| ページ | 64ページ |
これまで300冊以上のドリルや絵本などの児童書を手がけた幼児教育研究家監修のあいうえおのドリルです。
難易度は優しめで、1ページ1文字ずつ無理なく学習できます。知育要素も含まれ、塗り絵や簡単な工作、シールなど遊び要素も満載です。巧緻性を高める取り組みも含まれています。
うんこドリル ひらがな 5・6さい
| 価額 | 1,078円 |
| ページ | 64ページ |
流行語大賞ノミネート、グッドデザイン賞金賞受賞などなど、大人気のうんこシリーズです。
こちら、年齢別に細かく分かれています。
下品という理由で敬遠される方も多いですが、問題を見る限り色々と配慮されています。
笑いながら取り組んでくれるのであれば、きっかけとしては良いですね。
学べる単語の数は、約280語で、自然、生物、食べ物、道具、建物、体の部位など日常生活で出てくる言葉を楽しみながら学べます。
クロスワードや迷路、探し絵などゲーム要素もあり、巻末には、一人でも複数でも楽しめるひらがなカードが収録されています。
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