幼児・赤ちゃんの早期教育は意味がない?幼児教育の在り方を考える

皆さまこんばんは。今日は早期教育に関する日記です。
幼児教育の論点ではしばしば早期教育の是非について議論になりますが、皆さまどのような見解を持たれていますか?

早期教育とは「先取り学習で幼児や乳児に教育を施すこと」を意味しますが、実際はその解釈は様々です。言葉だけでいうと、どちらかというと否定的なニュアンスで受け取られることも多いです。

本年、某私立小の校長先生は、雑誌で早期教育について否定的な見解をお話をしていました。しかしながらこの学校では、原則全員が中学受験を目指す学校ということもあり、考査では幼児教室でのガリガリの勉強を前提としたペーパーが重視され、幼児教室へ行くこと自体望ましいと明言さえしています。

この点、校長先生のお話が矛盾しているのではなく、早期教育の解釈の仕方にキーがあるように思います。

校長先生は早期教育の意味を狭義にとらえ、「頭を使わない丸覚えの学習」や「月齢に見合わない学習」と解釈していると思われます。
対して、頭を使って自ら考える幼児教育はどんどん取り入れる先取り教育はどんどん実践していくと良いでしょうね。

事例として、批判的な対象として挙げやすいのが公文の算数や国語の漢字ですね。
算数には九九なども含まれますが、単純計算ですので、これが代表的な「丸覚えの学習」になるでしょうね。

この点、九九や漢字だけを切り取って丸覚えとして批判するのは他の教室のセールストークに過ぎません。
国語の文章問題に取り組むことでをやることで文章がスムーズに読めるようになり、読解力が向上しますし、算数の中でも計算が早くなることで小学校受験の数の問題においても安定した得意科目となります。

実際のところ、「丸覚えで意味のない勉強」は世の中そんなに多くなく、それほど早期学習が足かせになるとは思えません。
「早期教育」の定義の解釈の仕方によって、早期教育の評価も独り歩きし、幼児教育のセールストークもあって負のイメージが先行していると思われます。
早期教育が悪ということはないと考えますので、幼児教育の本質を大事にして取り組んでいきたいと思います。

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