本日は最近人気のドイツの幼児知育玩具、プレイマイスのご紹介です。
プレイマイスは、トウモロコシの粉を加工した工作材料で、見た目も肌触りも緩衝材に似ています。
しかし、大きく異なるのは水で軽く濡らすだけで互いに接着でき、水の量や押し込むことで形作ることもできます。
手でちぎったりはさみで切ることもできます。
プレイマイス自体の対象年齢は3歳からで、ちぎりや接着を通して巧緻性、自由な発想で何を作るかで創造性も養われます。
玩具としては粘土と似た位置づけになりますね。
ブログの関係で一通りの玩具は目を通していますが、こちら最近百貨店でも人気があって特設コーナーで紹介されていることも多く、遂には本年の早実初等部の考査でも出題されました。代表的な小学校で採用されたことから、今後は多くの学校で出題可能性のある知育玩具となってくるでしょう。
なお、時間の限られた小学校受験においては、一定の成果を上げなければなりません。
この点、プレイマイスで気をつけるべき点は下記2点です。
大人が一緒にやってみることで実感できると思います。
・水をつけすぎると溶ける。
・手に水が付くと、手とパーツがくっついて収集がつかなくなる。
・小さく作りすぎるとうまくくっつかない(広い接着面が必要)
おすすめはタオルを湿らせて接着面だけ濡らして組み立てていくことです。公式でもこのように説明されており、考査でも下記のような形式で出題されたようです。
大人が教えないと難しいですが、小さくちぎって、複数のパーツををくっつけてぎゅっと押し込めば好きな形が作れます。
コツを掴むと一気に作品の幅が広がりますが、幼児が初見で気づくのは厳しいはず。
下記は娘が見よう見まねで作ったキリン?です。立たないので足の部分、手伝いました。
もし考査で立てばかっこいいですが、立たなかった時のリスクを考えると考えものですね。
あ、キリンだからダメなのか(笑)。象なら立つかな。
ただ、早実の絵画は関節の違いなどリアルに表現するのが良いとされているので、手足は2段階で表現したほうが見栄えがしっかりすると思われます。
プレイマイスはアイディアブックもあります。これを参考にいくつか練習して、自分だけのオリジナルを数点できるようにすると良いですね。
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