低年齢化が進む中学受験:幼児から準備は必要か

小学校受験幼児教室

近年、中学受験の低年齢化が進んでいます。

先日ブログでお知らせしましたが、11月3日に四谷大塚の全国小学生統一テスト、またサピックスの入塾テストが新一年生(現年長)を対象として行われました。特にサピックスの入塾テストは人気で、直前ですと受付締切。

中学受験準備は通常、多くが小学校2年生~4年生から動き出しますが、人気塾はまず入るための入塾テストも大変です。

人気がある伝統的な学習方法の一つは、公文を小学2年生~3年生まで続けて、小学校の分野を全て終わらせてから入塾するパターンです。
公文は賛否両論ありますが、私自身取り組んでいたこともあり、もともとは肯定派。しかし、最近は学習指導要領の傾向、学習方法の多様化と、コロナの影響(通学時間に制約)でやや向かい風が吹いているのも事実です。

この考え方は、小学校低学年のうちは通塾はまだしない前提で成り立っていますが、小学校低学年から大手塾の通塾があれば、有力な選択肢が増えることとなります。

この点、これから中学受験を検討される方は下記書籍「5歳から始める最高の中学受験」に中学受験の生活も含め、非常にわかりやすく解説されています。こちらはどちらかというと、小さいころからの塾通いよりも子供とのコミュニケーションを重視するスタンス(あと伸び力重視)で書かれており、現時点での私の解釈と似ています。

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しかしながらこの点、客観的に考える必要もあると考えています。

この時点で大手塾の学習を始めた方はやや異端で、幼児教育的な視点では否定されがちですが、サピックスの通学を小学校1年生から始めた子供は、数年後、上位にいる可能性が高いでしょう。あくまで中学受験合格を目的とするのであれば、通塾はともかくとして、6年後を意識してそれぞれの準備をする必要がありそうです。

大手塾の低学年からの通塾効果はわかりませんが、3年の学習効果の蓄積はかなりのものとなるでしょう。
後になって気付くと良くないので、この動きは無視できないと考えています。

現在、サピックスとその他いくつか調査を開始していますので、小学校受験後まとめます。

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