小学校受験が一段落した方も増えてきていると思いますが、中学受験される方は次の戦いが早くも始まりつつあるようです。
SAPIXは小学校1年生向けの入室テストを11月3日に実施しています。
こちらツイッターで教えてもらったのですが、第一回は先週登録したところ、11月3日の初回は既に受付締切。
まずこの盛り上がりに驚きました。
現在の戦略として、これから本格再開する公文で小学校2年生頃まで突き進もうと思うのですが、、、それだけ早めに動いている方がいるということですね。小学校受験とはまた違うところで先を見て準備してきた方々と思われます。
再度、4日より入塾テスト第二回受付が開始しました。
次回試験日は12月6日(日)で、今のところ、まだ多くの校舎から選択できます。この日程であれば、国立小受験であればお茶の水を残して有力校は全て終わっていますので、中学受験の予定がある方や、対策をしておきたい方はチェックしても良いかもしれません。今のうちに受験をすれば、小学校受験で研ぎ澄まされた感性をもって受験できます。
また、入学準備体験講座「もうすぐ1ねんせい」なる講座もあります。
こちら入塾テストで合格した生徒を対象に、権利を保持したまま算数、国語、サイエンスの3科目を13,200円で受講することができます。
一番驚いたのは入塾テストで、下記の通り受験の前提として、ひらがなの読み書きと数字の1~10の読み書きが強制されることです。ひらがなの読み書きは、確かに年長であればできるようになっているお子様も多いですが、これを受験の前提とするのはややドライで厳しい印象です。
幼児期は早期教育の是非が議論され、しばしば悪とされますが、唐突に下記のようなことを言われたりもします。
目的意識をもって、周りに流されずに学習を進めることが肝要ですね。
20年前に塾講師をしていたものの、今の中学受験業界はまだ全貌がアップデートできていません。
年々SAPIXの人気が高まり、一部の小規模塾も存在感を増しています。
上記2回目の試験は合格点が110点でした。
算数・国語の問題は小学校受験のペーパーと年齢相応の公文を取り組んでいれば、苦ではありません。
知恵カテゴリで優位に進めることができます。
ただ、両方やっていないと点数は伸びない可能性があります。
サピックスはそもそも入塾できるかという問題がでてきますので、通学を検討される場合は先に抑えた方が良いかもしれませんが、小1の授業教材を見せてもらう限り、基本を着実に進めるにとどまり、魔法の授業が展開されるわけではないという点には留意する必要がありそうです。
問題ですが、小学校受験のペーパーと完全に同じというわけでもなく、より幅広な思考が必要となりそうです。
お手軽な対策としては下記などがおすすめ。1,2年生向けですが結構レベルが高くて、小学校受験ペーパー難関校の問題よりも難しいです。
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