小学校受験の塾選びで重視すべきポイント最終版(アンケート結果より)

小学校受験幼児教室

今日は小学校受験塾選びがテーマです。

先日、下記のようなアンケートをさせて頂きましたが、面白い傾向が出ましたのでご報告します。

【アンケート】受験終了後、小学校受験塾の選択で重視すべきポイントはどこだと感じましたか【複数回答可】

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2020年12月6日現在で、アンケートの結果は下記の通りです。

情報量 (30%, 22 票)
講師の質 (27%, 20 票)
合格実績 (16%, 12 票)
カリキュラム (15%, 11票)
費用 (7%, 5 票)
規模・組織力 (4%, 3 票)

幼児教室へ通う際に重視されるのは情報量と、講師の質で、合格実績やカリキュラムより優先されるという結果になりました。
この結果、私としてはまさにその通りだなあ、、と共感しました。

幼児教室は一般に多額な費用を要しますが、通わなければ得られない情報が確かにあります。
そして、大手幼児教室はどこも一定の品質のカリキュラムを提供していますので、やはり講師の差で大きく差がつくという点。

某中学受験塾でも話題に挙がりましたが、合格者数の実績はやや信憑性に乏しい点もあり、やはり合格者数よりも、講師を信頼したいですね。講師の差は実際に通わないと気付きにくく、教室も教えてくれませんので、各ご家庭が自分の目で判断するしかありません。
あとはリアルな口コミですが、意外に同年代の方は本当の情報は教えてくれません。そんなものです。

以前お話したことがあるかもしれませんが、信用できる情報源として、実際の合格者の方に聞くのは非常に有用ですね。
幼稚園などであれば聞きやすいです。私もお世話になりましたし、今は年中以下の方に聞かれれば紹介したりしています。
同じ組織に属することによる信用の有無は非常に大きな所で、教える側も教えるリスクが少ないので、親切に教えてくれます。

あとはアンケートで合格実績が意外に中途半端な場所にある点。これが興味深いです。
当ブログでも幼児教室の合格実績で比べたりもしていますので繰り返しお話したいところですが、本来、受験生の大きな判断基準になるにもかかわらず、この数字は誰のチェックも経ていない数字ですので、そこそこに考えた方が良いです。

この点、比較に当たり有効な手法が、当たり前と言えば当たり前ですが、同じ教室の前年度比較です。
違う教室同士で比較すると色々とおかしなことになりますが、同じ教室であれば、良し悪しを隠せません。

ここで、一年の結果だけ見て上がった下がったと判断するのは、これもまたやや早計かと思います。
少なくとも複数年比較して、教室数も加味して考えると色々見えてきます。

教室数が増えたのに意外に変わってないなという教室もあるし、教室数が少ないのにこんなに!という個人塾もあります。
そして、それが本当かどうかは、実際に訪問すれば数回でわかってきます。合格実績はあくまで訪問の指針であって、決定要因ではないということです。

幼児教室を転々とするのは望ましくないので、できれば年末年始でメインの教室を決めることをおすすめしますが、春になってやっぱり違うな、、、と感じるよりは良いので、今のうちにじっくり検討されるとよいかと思います。

まさにアンケートの通り、教室選びで大事なのは幼児教室の情報と、講師の質
皆さまの回答ですし、これが幼児期の小学校受験塾選びの基準における最終結論かな、と思ってます。

つまり、同じ大手で情報は共有されても、教室によって講師は違うので気づきにくい質の違いがあります。

以前、小学校受験で評判良い幼児教室がある街に関する記事でアンケートをさせて頂きましたが、これがヒントになるかもしれません。特定の教室を出すと色々と宜しくない一面もありますが、街であれば間接的に自然と正しい評価が見えてきます。

是非、理詰めで色々と調べてみてください。

 

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