幼児教育とは?親子のあり方、本質に回帰して考える

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皆さまこんばんは。今日はブログのテーマに立ち返って、幼児教育について考えてみたいと思います。

そもそもの幼児教育の定義ですが、文部科学省により下記のように定義されています。

幼児とは,小学校就学前の者を意味する。
幼児教育とは,幼児に対する教育を意味し,幼児が生活するすべての場において行われる教育を総称したものである。
具体的には,幼稚園における教育,保育所等における教育,家庭における教育,地域社会における教育を含み得る,広がりをもった概念として捉えられる。

これでは形式的で中身がなさすぎますが、その下に詳しく詳細説明が下記の通り記載されています。

 この幼児期の発達の特性に照らした教育とは,受験などを念頭におき,専ら知識のみを獲得することを先取りするような,いわゆる早期教育とは本質的に異なる。

幼児教育は,目先の結果のみを期待しているのではなく,生涯にわたる学習の基礎をつくること,「後伸びする力」を培うことを重視している。

幼児は,身体感覚を伴う多様な活動を経験することによって,生涯にわたる学習意欲や学習態度の基礎となる好奇心や探究心を培い,また,小学校以降における教科の内容等について実感を伴って深く理解できることにつながる「学びの芽生え」を育んでいる。

このような特質を有する幼児教育は,幼児の内面に働きかけ,一人一人の持つよさや可能性を見いだし,その芽を伸ばすことをねらいとするため,小学校以降の教育と比較して「見えない教育」と言われることもある。

だからこそ,幼児教育にかかわるに当たり,家庭や地域社会では,幼児の持つよさや幼児の可能性の芽を伸ばす努力が求められる。また,幼稚園等施設における教員等には,幼児一人一人の内面にひそむ芽生えを理解し,その芽を引き出し伸ばすために,幼児の主体的な活動を促す適当な環境を計画的に設定することができる専門的な能力が求められる。

このように,幼児教育は,次代を担う子どもたちが人間として心豊かにたくましく生きる力を身につけられるよう,生涯にわたる人間形成の基礎を培う普遍的かつ重要な役割を担っている。

また,学校教育のはじまりとして幼児教育を捉えれば,幼児教育は,知識や技能に加え,思考力・判断力・表現力などの「確かな学力」や「豊かな人間性」,たくましく生きるための「健康・体力」からなる,「生きる力」の基礎を育成する役割を担っている

この記述が私のイメージしている幼児教育です。
当ブログにおいても、幼児教室や教材、小学校受験に付随したお話が先行してしまいますが、幼児教育の本質自体はそこではありません。
一年以上もブログを続けている中で何度か触れている所ですが、子育てにおいて幼児教育の本質から外れすぎないように、偏りすぎないように注意したいと思います。

幼児教育の本質とは、広くあるべきと考えています。
究極的には、親が自らの経験に基づいて子供の将来を願って関与すること自体が幼児教育なのでは、と考えています。

私見が入りますが、私が幼児教育で感じたことと理由は下記の通り。

・習い事の選択は重要だが、数は重要ではない。
 →幼児期にしかできないこともある
・幼稚園受験、小学校受験、中学受験の選択に正解はない。
 →準備による機会損失、交友関係の機会損失、中学受験の機会損失、多額の費用、どれも一長一短
・家庭環境が貧しくても日本では挽回可能
 →安く有料な幼児教材もたくさんある。
・幼児期は何か一つをとことん追求する可能性と時間がある
 →小学校以降は学校はもちろん、塾などの制約が増えてくる。
・親子のコミュニケーションは重要だが、色々な形がある。
 →後述

何かを直接教えることだけでなく、公園で遊ぶだけでも立派な幼児教育ですし、親が一生懸命働くのを横でみることも幼児教育です。
習い事にしても、第三者が教えるだけでなく、親が直接教えることで伝わることもあります。
逆もしかりで、親が直接教えることができなくても、親の気持ちが伝われば子供は頑張ります。

このように幼児教育の形は一つではなく、習い事の多寡や幼少の受験などに正解はありません。

直接または間接的に親の愛情や教育が子供に伝わり、子供が能動的に学べるようになることが理想ですね。
やや寂しい話になりますが、子供が自己の判断で適切に考えて動けるようになったら、親の役割はよい意味でもうおしまいです。
あ、しばらくお金は必要ですけどね。

まずはここまでを目標としています。

このブログは娘が見ることを前提に綴っているつもりですので、
私が何歳まで生きるかは別にして、娘がこのブログを将来見て何を思うか、、、楽しみです。

このため、幼児教育の最終的な効果については娘が判断してくれるでしょう。
継いでくれるのだろうか、、いつまで続くかわかりませんが、サーバー代を払っている限り残るはずですからね。

いつの間にかサーバー代が滞って、人知れず消えないことを願う(笑)

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