皆さまこんばんは。
私が学生時代を過ごした1990年代、タブレット学習というものはありませんでした。同じ年代のご両親様はまだ多いと思います。
私が塾講師をしていた2000年代初頭もタブレット学習はなく、CDROM教材を使った勉強方法はあったもののまだ主流の勉強方法ではなく、どちらかというと主流の勉強方法とは異なる勉強法としての扱いでした。
誤解を恐れずに言うと、インターネットを利用して大学受験に臨む勉強方法自体が、成績上位の方が選択する勉強方法ではなかったです。
例えば、20年前の大学受験英語では私の勉強の仕方はざっくり下記のとおりでした。
英単語ターゲットを全部覚えて、速読英単語でフォローして、英文法参考書一冊完璧にして、桐原1000英文法を10回転ぐらいして、英作文用に駿台の基本フレーズ700パターン全部覚えて、公文SRS全て終わらせて読解スピードを早くして、Z会で厳しい問題にチャレンジして、予備校ではだいたい知っているので、ミスノートを作って知らないところ記録して潰していく、、、
このように今でも要点覚えており、紙の勉強方法は確立しているつもりです。
これで東大理Ⅲとは言いませんが、偏差値的には軽く70を超え、少なくとも私大早慶程度まで安定して合格ラインに立ちます。公認会計士も基本的に勉強方法は同じです。
基本的に間違ったものは、✖印をつけて、できるようになるまで何回でも繰り返すのが、私のやり方でした。一方、タブレット学習ですと、間違った問題が自動で出てきたり、データで管理できるわけですね。
私が中学生時代にお世話になった進研ゼミも、今は小学校からタブレット学習を導入しているようですし、学校でも公式にタブレット学習は広く導入されてますね。これらは付随するアプリも多数で、内容は年を重ねるごとに充実していく、、、もはや馬鹿にできない状況です。
しかしながら、まだ私としてはタブレットを認められずにいます。
この理由は、今の大学受験問題を見るに、そのレベルは変わっておらず、私大上位の合格率は変わっても合格点数は大きく変わっていないからです。
(つまり自分が当時の学力で今の受験を受けたとしたら、それほど脅威を感じない。それであれば、昔と同様に紙中心の勉強をした方が良いということになります、、、自意識過剰ですが、同じことを思うご両親は多いはず。)
ただ、私の考えが古いだけで、タブレット学習自体に慣れれば、紙と変わらずもしくはより効率的に成績が伸ばせる学習ができる仕組みになっているのかもしれません。
仕事上ではAIの日々の進化に驚く毎日です。
タブレットに疑念はありますが、先入観を捨てて客観的にその効果の程を判断する必要がありますね。
進学校でも、全学生にIPADを配布して授業したりする例も増えています。もともと優秀な学校であれば、この事実だけをもって、プラスの効果が出たか否かを軽々しく判断することはできませんが。
皆さま、受験で身上書や志望動機の内容を校正する際、紙に出力すると、文章の誤りがスムーズに見つけられたり感じたことはありませんか?
これは、PCから発する情報と紙に写る文字の情報では、脳での処理の仕方が異なるからだそうです。これに関する研究されている方もたくさんいますので、ご興味あればググってみてください。
PCの情報は幅広く情報をざっくり理解する。対して紙の情報は特定の項目を批判的に見ることにつき、有利な特徴があるそうです。
私自身もアプリで色々試して、タブレット学習の効果の程を試していきたいと思います。この選択肢は最終的には子供が判断することになりそうですけどね。
↓下記はお手軽アプリdキッズです。幼児教育の教材の幅は広いので、幼児期はまだ紙とタブレットの選択に悩まなくて済みそうです。
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