今日は幼稚園受験のお話です。
幼稚園もまた非常に混乱していますね。
幼稚園は小学校と異なり、一部の幼稚園は3月まで継続していました。
しかし、4月からは私の知る限り、全ての幼稚園が(保育園や幼稚園のアフタースクールは別です)休園となっています。
つまり、新入生はまだ通園していないという異常な状況で、在園生もまた混乱しながらも静観している状態です。
同時に幼児教室もお休みとなっているので、受験を予定されるご家庭は、何をすればよいのかわからない状態かと思われます。
この点、コロナ環境下における今年の受験年度にのみ、幼稚園受験に関して準備、確認しておいた方が良いことがあります。
幼稚園への問い合わせと確認
現時点で、幼稚園の多くで受験に関する詳細はまだリリースされていない状態かと思います。
しかし、例年であれば、5月~夏休みといえば、幼稚園の説明会前に、できることをやっておくべき時期となります。
学校により内容は異なりますが、例年であればこの時期に行うべき準備は下記が挙げられます。
①学校行事、説明会への参加
②個別訪問
③身上書(個人の身元を明らかにする書類)の提出
今年に関しては、少なくとも5月~6月は①②は予定もなく、こちらからの問い合わせも非常識ということになるでしょう。
では、幼児教室からの明確な情報がない場合、何が一番確実かというと、②の代わりに何かしらの通信手段で、園に問い合わせしてみることです。
これにより、今後の予定がわかることもありますし、電話で個別訪問の代わりに質問等の対応をしていただける可能性もありますし、③の身上書の提出等も受け付けてくれるかもしれません。履歴が残せる形になれば、受験上も有利な立ち位置になりますね。
何も成果がなかったとしても、他者に抜け駆けされていないことがわかります。これだけでも有益な情報です。
怖いのはこの逆で、自分の知らないところで何かが動いており、差をつけられてしまうことです。
多くの幼稚園はもともと個別の問い合わせに対してフランクです。個別に園訪問を受け付けているところも多いぐらいですから、何らかの手段で問い合わせをしてみるのが良いかと思われます。
今すべき準備は、お子様というより願書や研究
この時期、幼児教室もお休みということでお子様の成長に関して不安を抱いているご家庭が多いと思います。
しかしながら、幼稚園受験において、お子様が占める割合は大抵5割以下です。
ご家庭のスペックや上述したような受験前の園とのかかわり、当日の親の出来栄えも大きく合否に影響してきます。
このため、お子様は今は家庭でできる知育と、あとは情緒を安定させることに努め、この他は願書を書いたり、面接対策に時間を費やす方が望ましいと思われます。願書をいざ書くとなると、それなりに時間を要しますし、早いうちにとりかかって損をすることはありません。コロナの影響で試験内容に影響があったとしても、願書までなくなる可能性は極めて低いでしょう。
面接に関しては個人の得意不得意もありますので、一朝一夕で上手になるわけでもないです。こちらも今のうちから早めに対策したほうがよいでしょう。面接もまたほとんどの学校で実施されていますが、万が一対面がなくなるとしても、オンラインなどの可能性は残るでしょう。
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