GWあけから小学校受験の一部幼児教室は緊急事態宣言の解除を待たずに通学再開されましたね。
多くの幼児教室はオンラインで授業を再開しており、非常に混沌としています。
幼児教室も戦国時代のような様相ですが、同時に、夏期講習の案内も届いています。
知っている方は常識ですが、夏期講習相場は懐をえぐってきます。
難関校は学校別に分かれていますが、一つの学校だけで120分を10回で220,000円とか、15回で330,000円など。
つまり、1回120分で22,000円ですから、1分あたり200円に迫る勢いです。
私はこれまで、1分100円という表現をよく使ってきましたが、直前はギアが一段違いますね。
2時間の授業が終わったら20,000円か~。しかもサービス業ですからね。
原価に相当するのは、ほぼ人件費と家賃と広告費ですからね。
私はかつて、某教室のオフィス賃料、バイト相場、時間数まで調べて仮想PL(損益計算書)を作成してみたこともありましたが、
それはもう強烈な儲けでしたよ。(リアルすぎて開示はボツに)。
余談はさておき、年長の皆さまがどの程度通っているのか。ママのネットワークで調べてもらいました。
すると、一番多いボリュームゾーンは、夏休みのうち半分は幼児教室に通い、支出額推定は凡そ30万円~50万円。
複数通う方が多いようです。この点、個人塾へ行っている方はともかく、大手については隠せないんですよね。
夏期講習は、1分あたりの金額で試算した方が計算しやすいと思います。
大手は150円~200円が多く、安い所であれば、100円程度まで下がります。
中小であれば安いということはなく、中小でも人気があるところは高いです。
また、金額と品質に関しては、確かに一定の相関関係は見受けられるものの、安くても優良な幼児教室はたくさんあります。
金額が高いほど品質が高くなるのは、鍛えられた精鋭幼児が集まる傾向があり、全体のレベルが高くなって、授業のレベルも高くなるからです。たとえ先生が教え上手で、問題が良質でも、生徒の全体的な出来が悪ければ、その子にかける時間が長くなり、全体のレベルも落ちます。
4月上旬の電車がよく遅れるように、授業の進行もゆっくりになりがちです。
こんなに高い費用をかけて、、と思うかもしれませんが、お金のある方は本当に気にしないんですよね。羨ましい。
我が家は今のところ効率性を重視して、学研のプロ家庭教師に通っています。オンラインで授業可能で、こちらの方がまだずっと安いです(笑)。
通学授業が再開したらシフトしていく可能性もありますが、成績が軌道に乗っている限りオンライン中心でよいかなとも考えています。オンライン家庭教師は幼児教室より安いし、1対1ですから確実に身に着きます。
下記は2月の模試。次の模試で真価が問われます。どうなることやら。
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