娘のかかりつけの医者とは小学校受験の話をよくしますが、
小学校受験をするなら早めにインフルエンザの注射に気をつけないとねと言われました。
インフルエンザの注射は例年10月1日以降開始し、予約は医療機関によって異なりますが、公式には、概ね1ヶ月前~2週間前ぐらいに予約できるところが多いですね。出遅れると、色々な病院を探し回る羽目になりますが、忙しい受験年度は避けたいところ。
ワクチンの型は毎年違っているわけですが、今年のワクチンの型と選定過程は下記リンクをご参照ください。
例年であればこの型が重要になりますが、今年はコロナのおかげで主役が異なり、状況が異なります。
コロナとの判別が難しく、受験時に熱が出たら検温ではじかれて受験自体できなくなる可能性が高いです。
このため、少しでも発病・発熱リスクを下げるため、例年重要であったインフルエンザ対策が例年にも増して重要になってきます。
ワクチンを注射できるタイミングは10月上旬ですので、ここに受験生が殺到するでしょう。
一般の方も意識が高いでしょうから、9月中に予約をしておくことが肝要です。
また、この点、6歳以下の幼児は成人と比べて効果が限定的である可能性があることを理解しておきましょう。
厚生労働省のHPに下記のように記載されています。
Q.23: 乳幼児におけるインフルエンザワクチンの有効性について教えて下さい。
現在国内で用いられている不活化のインフルエンザワクチンは、感染を完全に阻止する効果はありませんが、インフルエンザの発病を一定程度予防することや、発病後の重症化や死亡を予防することに関しては、一定の効果があるとされています。
乳幼児のインフエルエンザワクチンの有効性に関しては、報告によって多少幅がありますが、概ね20~60%の発病防止効果があったと報告されています。また、乳幼児の重症化予防に関する有効性を示唆する報告も散見されます。(参考:Katayose et al. Vaccine. 2011 Feb 17;29(9):1844-9)
しかし、乳幼児をインフルエンザウイルスの感染から守るためには、ワクチン接種に加え、御家族や周囲の大人たちが手洗いや咳エチケットを徹底することや、流行時期は人が多く集まる場所に行かないようにすることなどで、乳幼児がインフルエンザウイルスへ曝露される機会を出来るだけ減らす工夫も大切です。
上記からわかる点は、成人と比較したワクチンの効果は薄いかもしれないが、インフルエンザの重症化を防ぐ一定の効果はあるであろうことです。
また、上記HPに、ワクチンの2回接種も明文化されています。
このタイミングが難しいですね。2週間から4週間程度の間を開けることが通常ですが、試験真っただ中の注射は時間的にもリスク的にも避けたいところ。
幼児のワクチンの効果とリスクやデメリットを比較して考えると、2回目が果たして必要か、という気はしますね。
我が家は1回目の注射は受けますが、2回目についてはまだ未定です。
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