今日はカエルのお話です。
皆様、蛙は好きですか?
苦手な方も多いようですね。
カエルは両生類です。
成長の仕方は様々ですが、日本のカエルの多くは、春につぶつぶの卵から孵化したオタマジャクシは、水中で1,2カ月成長しますが、大人になってからは陸上で凄し、更に冬眠して数年生きます。
このようなカエルの知識は小学校受験でも必須ですが、カブトムシと同じく体験として身につけばと考えています。
飼育していない方も、これを読めば出題範囲が網羅されるように色々記載してあります。
我が家では今年、オタマジャクシからカエルになり、順調に飼育が続いていますので、その特徴と飼育方法、エサなどをお話したいと思います。
こちらで必要な知識が揃うように、画像や動画を多めにしています。
オタマジャクシからカエルまで
複数のオタマジャクシを何のオタマジャクシかわからないまま飼ってみましたが、わずか1か月~2か月程度でほとんどが無事大人になりました。オタマジャクシは水替えが必須ですが、非常に丈夫で飼いやすいです。
夏祭りの金魚などは飼育環境が整う前に数日経ってすぐ死んでしまうことですが、オタマジャクシはそんなことはなく、非常にタフで、ブクブクがなくともなんとかなることが多いです。バクテリア剤を入れておくと更に安心ですね。
水は一日程度外に置いておいた水道水を、3日に1回、少なくとも週に1回程度替える程度です。
これだけ行えば、特別な機材は必要ないです。餌は結構何でも食べてくれて、金魚の餌も好きでした。
オタマジャクシは基本的に非常に元気で、水中を活発に動き回ります。
いつの間にか足が生えてきて、一定期間は鰓呼吸と肺呼吸、両方できるようになります。定期的に水面に顔を出すようになったら成体になりかけてます。
しばらくすると、尾っぽがついたまま陸上に上がってきて、肺呼吸だけとなります。数日で尾っぽもなくなり、完全な成体になり、陸上生活が始まります。
やや放置ぎみの飼育でも、エサと衛生状態の維持で、元気に大きくなります。
大人になってからはエサだけがやや大変です。動く小さな虫は何でも食べますが、動かないものはなかなか口にしません。
カエルが大人になると、水中では暮らせませんので、足場を作ってあげると良いです。
多くのカエルは手の吸盤で壁に貼り付きますので、この場合は心配ありません。
共食いをすることもあるようですが、我が家の場合はありませんでした。
個体の大きさを合わせてあげれば避けられるでしょう。
元気なオタマジャクシと大人になりたてのカエルの動画
ちょっと長めですが、オタマジャクシの動くところの参考としてどうぞ。
蓋をあけっぱなしですが、大人のカエルは大人しいです。慣れてくるとぴょんと跳ねますが。
カエルの飼育日記
小さいカエルと大きなカエルの二種類おり、小さいカエルはシュレーゲルアオガエル?で大きなカエルはトノサマガエルかな?と思ってますが、確実ではありません。小さいカエルはお友達に譲り、トノサマガエルをずっと飼育しています。また、偶然捕まえたアズマヒキガエルもおり、2021年に新しいオタマジャクシも増えて仲間が増えました。
ヒキガエルの飼育日記と冬眠準備 | 幼児教育と教材の効果を検証するブログ (grow-child-potential.com)
カエルは肉食で、動く虫を好んで食べる傾向があります。
慣れると口に入れば何でも食べるようになりますが、トノサマガエルが一番積極的で楽です。
トノサマガエルとオスとメスの区別は、メスのほうが一回り大きく、オスは鳴くことです。
一匹は明らかにメスでしょうが、一匹は判別がつきません。
というのも、本当に小さい鳴き声が「ケロ・・」とたまに聞こえるのですが、これは明らかに6月の田んぼで聞こえる鳴き声ではなく、ボソボソ声。非常に可愛らしいのですが、これをもってオスというのはちょっと断定できず。
トノサマガエルを飼ってみて感じるのは、意外にかわいい点です。慣れたのか、蓋をあけててもそんなに逃げようとしないんですよね。私が通る時に「ケロ・・」と呼んでくれる?ようになりました。お腹がすいたということでしょう。エサをくれる人として認識されているような気もします。
じっと見据える目はクリっとしていて、我が家では匂いもないです(保湿と衛生を保つ土があります)。
下図はトノサマガエルの冬眠画像です。しっかり動いています。
暖かい日に出てきたことがありますが、冬眠から出てくるときは頭突き?で穴を開けてました。なかなかの力ですね。
2021年は新たな仲間も加わりました。
まだ肺呼吸を始めたばかりで、尻尾とともに鰓呼吸は消えていきます。
本当はあまり触るのもカエルにとって良くないので程々に。どのように成長するか楽しみです。
カエルの捕食動画
餌はペットショップでコオロギなどを飼うか、外で昆虫を捕まえるか。
後者は大変ですが、春から秋にかけては非常に楽です。
都心でのおすすめは昆虫採集の過程で見つけた小さいクモです。クモを捕まえたいと思う子供もいないし、草むらには小さいクモがたくさんいます。虫捕り網で掬えば網の中にクモが入り、それをカエルのかごの上から落とせば、手に触れる必要がありません。
このバトルはなかなか見ごたえがあります。今回、クモとハエをご紹介します。
小さいクモを入れた時に反応するトノサマガエル
非常に俊敏です。「いけるな」と思ったらひとまず飛びつく習性があるようです。
しかし、甲虫は好きではなく、小さいものでも食べません。
大きめのクモでも果敢に食べるトノサマガエル
私はこのサイズ以上のクモは、毒がないとわかっていても手で触れられないのですが、トノサマは一定時間観察の後、攻撃を仕掛けています。最終的に口に突っ込んで手で押し込めようとしています。クモも反撃するはずですが、勇猛果敢ですね。
飛んでいるハエをキャッチするトノサマガエル
通常はクモを捕まえますが、運よくハエを捕まえることができました。
ハエは非常にすばしっこいので捕まえようとして捕まえられるものでもないのですが、かごに入れてわずか数秒で捕まえてました。これは親子で非常に驚きでした。
面白いのがもう一匹は知らん顔。クモのときでもそうですが、結構気付かないんですよね。人間でも見ているようで見ていない人って結構いますが、そんな感じです。視界に入って動いていると始めて気づきますが、そこからは俊敏です。
コメント
コメント一覧 (4件)
こんにちは。
年少さんの息子の小学校受験(熱心に活動してはいませんが)に向けて参考にさせていただいています。
息子におたまじゃくしの成長過程を見せてあげたくこの春におたまじゃくしを探し歩きましたが出遅れたのか、見つけられませんでした。見たのは持ち帰り禁止の二子玉川公園内のみ。
どちらでおたまじゃくしを入手されたか教えていただけますか?
おーちゃんさんこんにちは。
おたまじゃくしは5月~6月の田んぼでたくさん見つけられます。
都心から西へ行けば行くほどたくさんいるイメージでいますが、こちらは多摩センター均衡の田んぼで見つけました。
二子玉川公園も知っていますが、こちらは小さいのがちらりと見える程度?と思われますので、やや遠方へ行くと
その他たくさんの生き物もいて楽しいと思われます。
今はコロナで微妙ですが、米を作っているお知り合いがいれば、事前にいるかどうか確実にわかって良いですね。
ただ、寿命は数年あり、生餌しか食べないので飼育もなかなか大変、
我が家ではその辺にいるクモか、市販のコオロギをあげてます。
多摩センターでしたか!
30年ほど前は、二子玉川でもありとあらゆる場所で春〜初夏にはおたまじゃくしがいたものですから、近隣でなんとかならないものかと思っていました。
街が変わったのは認識していましたが、幼少期に当たり前にあった自然がなくなってしまっているのを目の当たりにするとなんとなく切ないですね。
来年は田んぼをターゲットに、おたまじゃくしを求めて西へ出向いてみます。
ご丁寧にどうもありがとうございました。
いえいえ。二子玉川から多摩川にかけて、自然豊かでいいですよね。
娘の習い事で頻繁に行きますが、感動して多摩川台公園や砧公園などもブログ記事に書いています。
昨年のこの時期、大きいカマキリを見ましたがさすが多摩川と思いました。
確かにおたまじゃくしは見ませんね。雨の日にヒキガエルは見かけましたが、、、
おたまじゃくしは田んぼか池ですが、やはり場所によります。お知り合いがいれば事前に聞けていいですね。