ヒキガエルの飼育日記と冬眠準備

今日のテーマは我が家で飼っているヒキガエルです。

見た目がちょっとなんですので、好きな方は少ないですが、実は温厚なカエルです。

こちらは別に飼っているトノサマガエルと違って、できるだけ自然環境に近づけて飼育しています。

日本ではアズマヒキガエルとニホンヒキガエルが多いようですが、違いがわかりにくいためうちの子も判別できていません。

我が家のヒキガエルはトノサマガエルよりも臆病で、トノサマガエルが口いっぱいに咥えるクモなど、同じものをゲージに入れても怖がって知らん顔です。夏場はエサとしてではないですが、カナブンを入れた時など、カナブンが気にせず頭の上に乗ったりするもんですから、慣れるまで大騒ぎでした。慣れれば仲良く同居してましたが、、。

動きも鈍く、アマガエルやトノサマガエルのようにぴょんぴょん跳ねるというよりも相撲取りがノシノシ歩くようなイメージです。

一方、ヒキガエルは毒を持つ習性もあり、敵と認識すると毒を耳のあたりから分泌します。
色々と調べると、慣れた飼育環境下では手でカエルを触っても大丈夫なようですが、念のため子供には触らせていません。

温厚で臆病、のんびりな性格もわかったため、下記の通りのんびり飼育しています。

①できるだけ広いケージを使う。
②草やわらを定期的に入れて、上から見えなくしてあげる。
③エサはコオロギを少量いれて、コオロギもまた生活できる環境にする。

秋に入ったころ、コオロギの食べた量と比例して太ったりスリムになったりしていたのですが、最近はエサをあげていないにもかかわらずどんどん太っています。じっとしていることも多いのでもうすぐ冬眠かなと思ったりしているのですが、11月に気づいたことがありました。どうも、コオロギの他、たくさんの小虫が適度にどこからか発生し、それが良いエサになっているようです。

そこで、11月から12月にかけてエサをあげるのをやめてみましたが、つい先日、カエルが更に太っていることに気づきました。
どうも飼育下で、ちょっとした食物連鎖が成り立っているようです。冬眠前はたくさん食べると聞きますので、たくさん食べているのかもしれません。

カエルのプライベートスペースも、画像の通り、自身がいるスペースに器用に穴をあけて、実に快適に作られています。
後ろはトイレになっていると思われ、糞尿の掃除を兼ねて土替えしたいところですが、今のところ家を壊すのも気が引けるので、そのままにして様子を見ています。

快適なスペースでじっとしていることから冬眠は近いと思われますが、暖かい日中はまだ動きます。
トノサマガエルと併せて、これからどう冬を越すのか見守っていきたいと思います。

 

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