【小学校受験】試験当日を最高の状態で迎えるための試験直前の過ごし方

受験 子供

いよいよ東京の考査日が近づいてきましたね。
本日は神奈川の試験経験も踏まえ、お子様が試験当日を最高の状態で迎えるための直前期の過ごし方をお話したいと思います。
走り書きで恐縮ですが、参考になる点があればご活用いただければと思います。

目次

試験1週間前から2日前

試験1週間前になると、大きく分かれるのが最後まで幼児教室へ通うか否かで方針が分かれます。
我が家は集団の通学はできるだけ控えるスタンスでしたが、これに正解はないです。

ただ、直前まで毎日幼児教室を詰め込みすぎるのはかなり危険と思われます。これは幼児教室自身もお話されていました。

大学受験の時など思い出していただければと思いますが、受験直前にやるべきことは講義ではなくて、予め計画された復習のはずです。

小学校受験でも最後の最後は、受け身の講義ではなく、今までやってきたことで間違った部分の復習だったり、弱い部分のフォローだったり、過去問対策や分析、山当てなど、ご家族で能動的に考えた準備が正であると考えます。

昼間幼稚園で、夕方習い事に行ってしまうと、夜に頭が冴えないときに自学自習となり、非常に非効率です。

おすすめは早い段階でミスノートを作り、間違った内容をメモしておくことです。
これを試験直前に見返すことで、実に効率よく学習できます。
問題が散らばっていたら問題の準備だけで時間を要しますが、メモしていれば、その場で質問して足ります。

例えば、下記は娘が年中の頃のミスノート現物です。
本当に現物なので時の汚さは流してください。


どんな優秀なお子様でも、共通するリスクが、習った内容をいつの間にか忘れて、それに親が気づけないことです。

間違った問題の正答を教えた後に、復習の機会が得られるよう、その問題のポイントを記しておくのは非常に有効です。

ミスノートを作成していれば、1週間で総ざらいできます。実際、1日で終わることもありますよ。

また、幼児らしい生活を送るべく、1~2時間で良いので数日に一度外遊びを入れてあげるのも有効です。
ずっと勉強ばかりだとどこか沈んだ目になってしまう恐れがあり、そうなると当日の輝きが陰ります。

昼間は晴れていればまだ暖かい日が多いです。わが家は先日、バッタとカマキリ探しに出かけましたが良い気分転換になりました。
また、口頭試問などでこれを話す機会があれば、試験直前の勉強以外の活動ということで良い意味で目立つでしょう。

基本は朝型がベストですが、夜型の方で、試験の開始時間が早朝でなければ(9時以降)、無理に矯正する必要はないと思われます。
実は娘の最近が夜型になりつつあり、自学自習すること自体は良いことなので、ついつい遅くなってしまうことがありました。そのような場合は翌日、幼稚園の時間ぎりぎりまで寝かしたりしていましたが、夜早く寝て朝も勉強できないという日がないようにするため、無理はしませんでした。結果的にやるべきことはできたので、結果良しと考えています。

試験前日

試験前日となると、どちらかというと親がそわそわ。
もうできることは限られますので、やりたいこと、一日の計画を細かく事前に決めておいて、その通り実行することが有効です。
何も決めておらず、とりあえず幼児教室へ行きました、というパターンが一番怖いです(計画通りなら問題ないですが)。

ここでも有効なのはミスノートなどを活用して、間違った問題を徹底的に見直すことです。

食事はいつも通りの食事がベストです。
いつもと違って豪華なものを出すと、子供も身構えます。

かける言葉も、プレッシャーをかける特別な言葉は不要です。
「今まで通りやってきたらいいよ。」、「結果よりも今まで頑張ってきたことが大事だよ。」などが王道で、お子様の性格によっては、「〇先生が~で褒めてたよ。」とかシンプルに持ち上げて自信をつける言葉も有効です。

試験前日だけは、朝早く起きて、夜は早く寝るようにしましょう。
家族全員で早く寝ると、大抵子供は寝られます。

試験当日

試験当日になると、気をつけるべきはまずは親です。
お子様の性格にもよりますが、親が緊張していたらお子様も緊張することが多いです。

よって、両親はいつも通りリラックスした素振りで、幼児教室に行くのと同様のスタンスで試験会場へ行きます。

当然ながら、準備すべきものは前日に準備しておきましょう。

試験直前に子供に考査面で声をかけるのであれば、下記が有効です。

「いつも通り笑顔で声は大きく」
「先生の話をよく聞く」
「思いやりを大切に」

シンプルにわかりやすいです。
結局のところ、試験全体を通じて重要なのは、話をよく聞けて、話せることと、他者への思いやりです。
これはどこの学校でも共通しています。

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