筑波大学附属小学校:2次選考の過去問傾向から本年試験内容を予想

筑波大附属小学校前

皆さまこんばんは。

本年も筑波大学附属小学校の二次試験が近づいてきました。
過去問分析にて一定の傾向が見えましたので、過去の傾向から、
試験問題が出る可能性が高い分野を挙げたいと思います。

筑波大学付属小学校の考査は1次選考、2次選考、3次選考に分かれますが、1次と3次は抽選ですので、考査は2次で行われます。

目次

2021年筑波大学付属小学校考査

試験前の待機、先生とのやり取り・・例年と同じ

①ペーパーテスト
お話の記憶(複数の動物がお出かけ)
図形問題(重ね図形、折り重ねなど)

②口頭試問
例年と同様

③制作
制作物はグループによって異なるが、例年と同様の傾向。

時間内に、紙コップ、紐、テープ、のり、クレヨン、紐を使って、
塗る、くっつける、通すといった作業のものが多い。

④クマ歩き
例年と同様

⑤行動観察
例年と同様。

⑥作文
テーマは様々なであるが、例年と同様の傾向の模様。

2020年筑波大学付属小学校考査


出題論点・内容はグループにより異なります。

試験前の待機、先生とのやり取り・・例年と同じ(下記リンクご参照)

①ペーパーテスト
お話の記憶
図形問題(回転、重ね図形)

②口頭試問
例年と同様

③制作
おばけ、ねずみ、芋虫、女の子などを題材に、
ちぎり、塗り、結び、シール、モール、クリップ、折りなどを含む制作課題

時間内に、紙コップ、紐、テープ、のり、クレヨン、紐を使って、
塗る、くっつける、通すといった作業のものが多い。

④クマ歩き
U字のコースを反時計回りでクマ歩き

⑤保護者作文
例年と同様


2019年筑波大学付属小学校考査


出題論点(内容はグループにより異なる)

試験前の待機、先生とのやり取り・・例年と同じ(下記リンクご参照)

①ペーパーテスト
お話の記憶(複数の動物がお出かけ)
図形問題(重ね図形など)

時間の関係で、例年全問正解は難しいが、
倍率が10倍なので合格ラインは何とも言えないところ。

②口頭試問
例年と同様

③制作
制作物はグループによって異なるが、例年と同様の傾向。

時間内に、紙コップ、紐、テープ、のり、クレヨン、紐を使って、
塗る、くっつける、通すといった作業のものが多い。

④クマ歩き
例年と同様

⑤行動観察
紙コップ積みなど例年と同様。

⑥作文
テーマは様々なであるが、例年と同様の傾向の模様。


2018年度(2017年12月)の試験概要

まず2018年度の試験問題の概要は下記のとおりです。

先生の質問回答

お子様は親と別れたあと、30面程度の教室でコの字型に配置された席に着席。
ごくごく基本的な質問を先生がお子様に行います。

内容は朝ごはん、どうやって来ましたか、好きな食べ物(動物など色々アレンジあり。)は何ですか、お誕生日を教えてください、などなど。面接準備を十分に行っている限り、特段の対策は必要ないと思われます。

ペーパーテスト

お話の内容理解
図形問題(受験グループによって異なる)

集団テスト

制作:絵本作り(テーマは受験グループによって異なる)
行動観察:グループで協力して紙コップ積み上げ
クマ歩き:スムーズは動きができているかを見る。(スピードではない。)


次に、過去10年の試験傾向から、出題実績が多い分野を挙げます。

出題傾向

2019年度までの出題傾向をまとめました。
引き続き2021年度まで含め、明確にわかることは、準備すべき本質は変わっていないことです。

この点、教室任せにするよりも、保護者様が分析して予想した方が良いでしょう。

絶対抑えるべき毎年出る分野

図形問題(線、回転等)・・・10回
お話の内容理解・・・10回
制作・・・10回
クマ歩き・・・10回
グループ行動観察・・・9回(2010~2018)
先生の質問回答・・・8回(2011~2018)
位置の記憶、移動・・・6回

数年に1回出る分野

マット・・・2回(2010,2013)
鉄棒・・・1回(2016)

最近出ていない分野


絵画


上記傾向から、どのような感想をお持ちでしょうか?

大学受験、会計士試験などなど、難関試験のセオリーで共通することに、
「ライバルができることは絶対できるようにする。」
「試験に出ないようなことはやらない。(出るかもしれない数%の可能性にかけて、時間を費やさない。)」という鉄板の法則があります。

10人中誰もできない問題を1問できたとしても、10人中9人ができている問題を落とすと、点数上は良くてプラスマイナス0、これよりも高い評価になることはまずありません。

更に、試験に出る可能性が低いものに同じ時間をかけているので、かけた時間だけ、獲得できる点数の期待値は下がります。その問題が出なければ、あくまで試験上の話ですが、かけた時間は無駄になります。これは非常に大きな不利益です。

つまり、上記ですと、絵画は制作に関係する範囲は必要ですが、専門的な技術の習得は受験上必要なく、また、数においても高度な足し算や引き算の練習は不要ということになります。
他の分野の対策が既にできている方ほど、このジレンマに陥りやすいです。本番で出るかもしれないということで、可能性が低い分野に多くの時間をかけすぎると、本番で足を掬われる可能性が生じます。
我が家では公文に力を入れており、これは先の将来を見据えて勉強させてますが、こと筑波の試験においては、AやBの教材(公文の小学生の内容)は不要ということになりますね。
よって、本年度の試験につき、特定の分野をピンポイントで予想するような無責任なことはしませんが、上記「絶対抑えるべき毎年出る分野」と数年に1回出る分野とそれ以外で強弱をつけて受験対策をして、余計な所まで手を出さない勉強方法が望ましいと考えています。

次年度の傾向と対策

来年度、試験の形式が変わらないという前提のもとですが、一定の対策が取れます。

過去記事ですが、2019年11月11日のブログ、
筑波大学附属小学校:2次選考の過去問傾向から本年試験内容を予想はこちら。

こちら、内容は変更していませんが、論点としてはほぼ当たっていることがわかります。
私は自らの経験に加えて塾講師もやっていた手前、このような予想はどちらかというと得意な方ですが、受験した方ならお分かりの通り、これ自体は特段自慢にもなりません。

単に過去問の傾向から、数字に基づいて予測しているだけです。大枠として、筑波の試験問題は、例年あまりぶれません。ここから読み取れる傾向と対策はこちらです。

・筑波は毎年同じ論点の問題が出ることが多く、過去問対策が非常に有効。試験の予測の確度が高いということは、それに特化した練習は必須です。
・論点の予想は有効だが、詳細の予想 (どんなお話かな?とか、どんな図形問題かな?など)は効率が悪い。図形が出るのがわかっていれば、図形は全てしっかりやる。クマ歩きも同様。
・皆ができるところを間違うと、恐らく即アウト。
・絵画などイレギュラーな論点はほどほどに。対策としては時間をかけるべきではない。この時間をお話の記憶、図形やクマ歩きにかけるべき。

筑波の試験は最初の抽選で50~60%に絞られ、対策を事前にしていても受けられるかわかりません。また、倍率10倍程度の厳しい2次を切り抜けたとして、明後日の3次でまた3分の2に絞られますので、本当に厳しい試験です。

筑波は現時点では受験したいと考えていますが、抽選の可能性を踏まえると、筑波のための対策はほどほどになると思います。でも、上記のうち、作文対策は事前にやっておかないと、差が出そうです。聞かれるパターンは様々でも、回答パターンは限られますしね、、

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