皆さまこんばんは。
今日はロングセラーのお受験本のご紹介です。
小学校受験 年長の秋までに身につけたい「お受験力」111
蔵書房 神田のぞみ著 1,800円
こちら、10年以上前の書籍ですが、お受験にあたって必要な心構え、対策が網羅されており、なかなか見つけられない人気の参考書です。まだ新品でも入手できますが、確実に入手しづらくなっています。
内容としては、通常であれば見たり聞いたりして覚えるしつけ、常識を、一つ一つ文書化しています。言葉にできない暗黙知を形式知に落とし込んでいます。
下記、目次の一部です。
テーマに対する目の付け所が良いと思いませんか?
時間が経ってもこのような基本常識、しつけの考え方はそうそう変わらないと思います。
この書籍のポイントは、あくまで当たり前の事がたくさん書いてある中で、一つでも二つでも、気づいていない何かを発見できる書籍ということです。つまり網羅性の確認です。
中には、私が子供目線では普段心がけていなかったテーマも含まれています。
たとえば、44番の「先生とすれ違う時に立ち止まる。」
大人ではごくごく当たり前のお話ですが、私は子どもに対して、そのように言葉に出して教えたことはまだありません。
内容は下記のとおりです。
この2枚目下段に「キラッと光るポイント」、「家庭での実践ポイント」が書いてあります。これが面白い。
「キラッと光るポイント」・・前を通り過ぎるときに立ち止まってお辞儀をする子供がいたとしたら、私であれば受験番号を即、メモに控え、会議で報告します。
→ややオーバーのようですが、確かにそのような子供がいたら先生への好印象は間違いないでしょう。具体的に、そのような教え方はしたことがありません。一歩抜きんでるための一手と言えそうです。
「家庭での実践ポイント」・・礼儀を厳しく教えて教えすぎということはありません。
→名言頂きました。受験上において、確かにそのとおりですね。迷わず指導ができそうです。
このように、「どんぐりの背比べから頭ひとつ抜き出る」のキャッチフレーズの通り、色々な考え方、手法が掲載されています。
お受験教室に行ってない方でもこの111を全て実践できれば、それなりの力がつくのではないでしょうか。我が家でも一つ一つ確認しておこうと思います。
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