これまでブログ内で、様々な昆虫・生き物に触れてきました。今回はバッタです。
小学校受験でも頻出で、特徴としては草食で、昆虫なので6本足、空も飛びます。 バッタは安全ですし、飼いやすく、見つけやすいです。幼児のうちに是非、実際のバッタを見せてあげてください。
バッタは珍しくない昆虫ですが、当ブログは港区などバッタがあまりいないエリアからのアクセスが一番多く、馴染みのない方もいるのではと推察します。回数を重ね、東京でのバッタ探しについては詳しくなってきました。
都心では事前情報なしにバッタを探すのも結構難しかったりしますが、今回の記事をご参考にしていただき、しかるべきタイミングに、しかるべき場所へ行けば見つかります。今年は今後、時期柄厳しくなってきますが、今後のご参考になればと思います。
バッタがいる時期・時間帯・法則
東京で見つけられるバッタは、ショウリョウバッタやオンブバッタなど小さいバッタが多く、場所によってはトノサマバッタも見つけられます。季節は概ね7月から11月上旬で、丁度今がシーズンの終わり直前です。
これまで何度もバッタがいると言われる場所に探しに行った結論として、上記の時期、暖かい時間帯の日中、目安として蝶がたくさん飛んでいる時間帯に、まとめて見つかる傾向があると感じます。日光浴にでも出てくるかのうように、表に出てきます。
秋であれば、幼児教室終わりの夕方、少し寒くなった時間帯に行ってもあまり見つからないです。
何も手ごたえを感じません。暖かい日、暖かい時間帯に活動し、見つけやすいのだと思われます。
例えば、11月ですと何度か暖かい週末がありましたが、気温が20度近くまで上がれば十分です。
そこまでいかなくても、12時前後で陽光が差し、蝶が飛んでいるような状況であればバッタもいます。繁殖期でオンブバッタがたくさん見つかりました。小さいのがオスで大きいのがメスです。
昼も寒い時期になるともうダメですから、やはり11月上旬が目途でしょうね。
エサはススキやねこじゃらしなどの草が大好物で、これを目印に探すと良いです。
2リットルペットボトルに土と草を入れてあげると、飼いやすいです。土をたくさん入れてあげれば、卵を産むこともあります。
持っていくものは、虫捕り網と虫かごだけで大丈夫です。
網は本気であれば長く伸びるタイプ、何かのついでで行く場合は、持ち運びが便利なコンパクトサイズも良いですね。
秋であれば蚊をそれほど気にする必要はありません。
東京都心でバッタが見つかる公園・場所
小さなお子様が楽しく、安心して探せる視点でいくつかおすすめをご紹介します。
山手線の内側で考えると場所が限られてきますが、西へ行くと、バッタがいるのが当たり前になり、珍しくなくなります。
都心部から近い順にご紹介します。本当は湾岸エリアの草むらもご紹介したいのですが、こちらはヒアリの報道もありましたから控えます。
★は個人的なおすすめです。
代々木公園:★★★
非常に広大な公園故に、バッタも見つけやすいです。近場の方にはおすすめです。
安心な公園ですが、昆虫がたくさんいる公園でもないので、昆虫採集目的で行く場合は他の公園を検討しても良いかもしれません。
スポーツの秋。昨日の園内巡回中にバッタが飛び出してきました。種類にもよりますが、バッタがジャンプする高さはその体長の数倍から数十倍にもなるそうです。昆虫界屈指のハイジャンパーです。 pic.twitter.com/3wC47uhKzP
— 都立代々木公園 (@ParksYoyogi) August 31, 2017
芝公園周辺:★
東京タワーの周辺、芝公園のあたりは緑豊かですが、整備が行き届いている分、あまり見つかりません。
この一帯の公園は昆虫採集に不向きな公園が多いです。
有栖川宮記念公園:★★
やや難易度が高いのですが、水の生き物やバッタ、ごくまれにカブトムシやクワガタも見つけられます。
ご近所の方は気候の良い時期、時間に探索してみるのも良いでしょう。
大井ふ頭中央海浜公園スポーツの森:★★
大井町周辺であればここがおすすめ。
但し有栖川と同様、すぐに見つかるわけではなく相応に苦労します。
井の頭公園:★★★
バッタのみならず、非常に多くの生き物が見つかる公園です。
非常に人が多く、入れないエリアも多いので、昆虫採集においてはやや砧公園より自由度が低いです。
砧公園:★★★★
毎年のようにカブトムシを探しに行く砧公園。
代々木公園、井の頭公園と同等以上に色々な昆虫がいます。
自由に入れるエリアが多く、井の頭公園より動きやすいです。
また代々木公園と同様に平地が多く、安心な公園です。
遠方から行く価値がある公園ですが、駅前ではないので車がおすすめです。
多摩川・荒川河川敷:★★★★★
多摩川or荒川の河川敷まで来れば、これ以上行く必要はないです。
特に多摩川沿いは私立小学校も多く、周辺で得られる経験は多岐に渡ります。
多摩川・荒川周辺の河川敷は、気候の条件を満たすタイミングで行けば、実に色々な昆虫がいます。
運が良ければ大きなショウリョウバッタ、トノサマバッタ、カマキリも見つけられます。
自由が丘や二子玉川の幼児教室へ行く機会があれば、是非帰りに網と虫かごをもって、近くの河川敷へ寄ってみてください。
歩道を挟んで川の方ではなく、堤防の側であれば安全で、このあたりの河川敷は非常に治安が良い印象です。
個人的に楽しかったのは多摩川玉川公園。ネーミングセンスも流石?ですが、公園の遊具配置も謎。
ウォーキングなど、意識しないと通ることがない道ではないでしょうか。
自由が丘の場合、少し距離があるので多摩川台まで行くのもお勧め。
繰り返しになりますが、川に近づくと危険な場所もあるので、堤防の草村で探すようにしていただければと思います。
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