小学校受験生はZ会幼児コースの先取りをおすすめする理由

今日はZ会の先取りについてお話をしたいと思います。

Z会の幼児向け通信教材はワーク教材と、ぺあぜっとという体験学習+通信添削で構成されます。
通常、通信教育の先取りに関しては慎重に判断すべきですが、Z会に関しては創造力を重視するカリキュラムのため比較的先取りしやすく、特に小学校受験生については先取りをおすすめしたい教材です。

この理由は下記のとおりです。

目次

知的好奇心、創造力をアウトプットする経験を受験前に

Z会は他の通信教材よりも自由な発想を重視していますが、これは幼稚舎、早実初等部など難関校でよく出題される形式です。

用紙に一部図形が書いてあってその続きを書いたり、温かいものをイメージして自由に書いてくださいなど、軽い条件を前提に、何かを即興でアウトプットすることが求められます。

この点、アウトプットした成果物の出来が重要なのではなくて、どのような発想でそれを作ったのか説明することが重要です。
幼児も大変ですね。このトレーニングを積むために、皆様高額な費用をかけてお教室に通っています。

昨年神奈川の私立小学校で、一枚ぺらの紙やモール、限られた数のシールで、切ったりせずに指人形を作るという課題が出ましたが、娘は紙を円錐にして、指が入りやすいようにして、立つようにしたようです。ちょっとした発想が私立小学校でもその先でも重要になってくるでしょうから、このような発想を重視するのはどこも同じと考えます。

Z会では毎月通信添削してくれますが、こんな一枚ぺらの課題はZ回ぐらいです。
これを見て、「え、何を書けばいいの?」と困ってしまう場合、受験時も困ってしまうかもしれません。
これで素直に何か書いて、なぜ書いたのか自信を持って言えるようになれば、受験でもその後の生活でも良い方向に進むのはないでしょうか。

年長後半に、小学校受験にドンピシャなワーク内容

Z会では幼児期に考える力を重視しているため、幼児コースでは難問が並ぶわけではありませんが、他の通信教材と比較すると、やや難易度高めという声もあります。
しかし、小学校受験を予定する方から見ると、Z会の年長ワークは年中の後半~年長初期に教室で学習するレベルですので、1年早く取り組むとちょうど良い優良教材です。

下記にご紹介するのは最新2月号ですが、問題のレベル感がちょうど良いことがわかると思います。
問題は年長2月号ですと、既に受験が終わっていることです。これは非常にもったいない。

一例を挙げますと、下図のように受験に頻出の四方図もあります。
一部難関校に頻出で、慣れるとケアレスミスがなくなるようで、落とせない問題。

迷路の問題。これもよく出ます。先を見ながら進路を素早く選択できるかが重要となります。

階段の問題もあります。この問題も最終的には落とせない問題になりますが、初見ではだれでも考えます。

今回、個人的に一番良問だと思ったのがこちら。
小学校受験では箱を結ぶ紐の長さなどよく出題されますが、考え方は同じですね。

難関校でも差がつくお話の記憶+数の理解の問題。
良い問題ですね。絵を使うところがもう小学校受験です。

理科的常識の水の濃度の問題も複数あります。
この4択がすでに小学校受験です。

他にもたくさんあるわけですが、一ヶ月で非常に多くの良問に触れることができます。
肌感覚では7割ぐらいが小学校受験と関連していますので、上記問題のレベル感をご参考にしていただき、お子様の進捗に合わせて利用できれば良いですね。

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