近年、私立小学校の間で共働きに関する理解が広がり、アフタースクールに力を入れる学校は毎年増えています。
間違いない情報として、都内の学校で共働きであれば合格しない学校はありません。
しかしながら、小学校によっては伝統的に親の負担が重く、合格・入学後に共働きであれば学校生活が大変というケースはあります。
小学校受験にあたり、共働きのご家庭に注目頂きたい志望校の判断基準は大きな所では下記の通りです。
明確にわかるもの
・アフタースクールの有無・・伝統校は少ない傾向だが増加傾向。
・給食の有無・・私立の朝は早く、お弁当になるともっと大変。
・スクールバスの有無・・毎日の送り迎えに関わるので大きな影響。
・土曜日の通学・・影響は大きいが、ご家庭の状況、年齢により様々。
明確な記載がないもの
・保護者の参加比率・・国立は大変、私立は学校により差が大きい。
・急な呼び出し、電話の対応・・私立、国立ともに結構あり、校風による。
・保護者間のお付き合い・・土日も忙しいご家庭、そもそも社交的ではないご家庭は苦痛なことも
共働きにおすすめのアフタースクールが充実している私立小学校(東京・神奈川・埼玉・千葉) | まなのび:幼児教育と教材の効果を検証するブログ (grow-child-potential.com)
事前に調べ、ご家庭の状況に合った学校を受験することで、学校生活も有意義になると思われます。
私立の場合は学校をよく理解して受験することが前提ですので、入学後の齟齬は少ないですが、国立の場合は参入障壁が低く、出願してみたら合格したというケースも多いので、入学後に大変と感じるご家庭も多いようです。
小学校受験においては受験時のお母様の状況が千差万別と感じますので、久々にアンケートを掲載させて頂きました。
時間をおいて比較することで世の趨勢がわかると思いますので、宜しければお気軽にどうぞ。
下記リンクから他のアンケート結果も閲覧できます。
【アンケート】2021年度の小学校受験を経験された、又は今後受験予定のお母さまに伺います。受験時のお仕事の状況について、宜しければ教えてください
- 正社員 (59%, 53 Votes)
- 特に働いていない (22%, 20 Votes)
- 経営者・専門職 (11%, 10 Votes)
- パート・アルバイト (8%, 7 Votes)
Total Voters: 90
上記の通り、正社員と経営者・専門職を併せて、70%、パート・アルバイトを含めると78%となりました。
無職が22%となり、受験時において共働き比率は非常に高いと言えます。
但し、国立受験生なども含まれ、受験生と在校生もまた違いますので、後日在校生についても調査できればと思います。
そして記事を忘れる事、約1年後、、、
2022年6月13日、Yahoo!トップに突如共働きに関する記事が現れました。
ここで共働きに関する調査を実施しており、上記のような結果になったようです。
この点当ブログとは異なり、上記は大学の教授発信で権威性あり、過去の比較もあり、私のアンケート集計との比較にも有用で興味深いのです。しかしながら、Yahoo!トップに掲載されたにしては、母集団の集計方法が掲載されておらず惜しい所。
ひとまず、両者違うアプローチで行ったアンケートの結果がある程度近似している(無職が20%~30%)ので、両者の信頼性を相互に補完していると考え、私立の在校生に絞って追加で伺いたいと思います。
これにて、受験生と在校生で差があるか、国立と私立で差があるか、という点がまとめて見えてくればと思います。
在校生なので回答者が限られそうですが、いずれ有用なデータになれば幸いです。
2022年度の志願者動向アンケート
【アンケート】2022年小学校受験アンケート:今年の志願者数はどうなる? | まなのび:幼児教育と教材の効果を検証するブログ (grow-child-potential.com)
昨年のアンケート集
小学校受験を経験された方向けアンケート | まなのび:幼児教育と教材の効果を検証するブログ (grow-child-potential.com)
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