公立中学校の暮らし:私立中学校との比較、勉強方法、友人、進学

皆さまこんばんは。

今日は私立育ちの保護者様、または公立中進学予定のお子様がいる保護者様へ向けてのお話です。
特に中学校から私立で育った保護者様は、公立中学校というものがイメージできないのではないでしょうか。

将来の選択肢の参考として、この点、実体験を踏まえつつ説明したいと思います。

目次

公立中学校と私立中学校の違い

公立中学校 私立中学校
学費平均 年間15万円~20万円程度 年間100万円程度
部活 普通 特殊なものもある
個性 多様 均質
授業 学習指導要領通り 多様、先取り
昼食 給食 お弁当も多い
通学距離 近い 遠い

公立と私立は上記のような違いがありますが、家計としての所得としての違いがある以上、私立中学校では家計の差に基づく格差が垣間見えてしまうこともあります。一方、公立中学校ではそのような差が例えあっても子供同士で気になる局面は少なく、気楽です。

公立中学校の特徴

学校の所在地によって公立中学校は大きくカラーが異なります。
東京23区で言えば、港区・千代田区・中央区・文京区・世田谷区を中心に、都心は全体的に上品で教育水準が高いご家庭が多いのは事実でしょう。ただ、東京において多くのご家庭は中学受験で抜けてしまいます。この点、地方の公立中学のカラーは地域によって大きく異なります。都心を除くと私立中学で抜ける数は少数ですので、地域性をそのまま反映したカラーになります。

義務教育ですので、公立中には色々な人がいます。
この点、良い面・悪い面があるという言い方にはなってしまいますが、色々な人間と関わるのが人生でしょう。正直な所、高校に入ってから今に至るまで出会った人と、中学時代の同級生はかなり異なります。

公立中の長所・短所

まず、公立中の特徴を下記に挙げます。

長所
・学費が安い
・成績上位になりやすい。
・タフな精神が養われることもある。
・高校で進学高へ進んだ場合、中学校は勉強を意識しない幅広い友人関係が自然に構築できる最後の機会。

短所
・義務教育のため明らかに問題ある家庭も混在する。大なり小なりいじめがあることが多い。
・狭い世界での交友関係や流行りで人生を左右される恐れがある。
・授業のレベルは私立に比べて低い。

この点、興味深いのが学習塾です。私の場合、学校の校区内にある塾は形だけの補習塾。窓から一斉に紙飛行機が飛んでいくのを見たことがあります。つまり、形だけの塾で、内容はない。この手の塾では、生徒は勉強をしないことを自慢げに語ることが特徴です。

一方、独学で勉強をやろうとしても、学校のテキストだけで勉強しても残念ながら成績はトップに慣れないようになっています。

この点、公立中学校でおすすめなのは塾より通信教材です。過去のブログでもお話しましたが、私は小学校の頃公文、中学校の頃進研ゼミ。これだけです。
今は勉強方法も多様化していますのでこれだけとは言いませんが、事実進研ゼミが学習指導要領に沿った問題で基礎から応用まで準備してくれているので、これを100%できるようにすれば、試験もほぼできることとなります。

気をつけていただきたいのは、公立中は周りの友人も色々です。私は毎週末、近所の公園で夜11時までサッカーをしていました。夜遊びが楽しい年代ですので、健全に夜遊びをしていた、ということになりますが今振り返るとよくないです。ただ、11時に帰った後、進研ゼミを休まずやってましたよ。

あと、試験一週間前でも普通に友人が遊びに来たりしますからね。勉強しない人には関係ないんです。メリハリつけて対処できないと、ズルズル流されていくでしょう。
それでも結果的に学年1,2番になれましたから、学校のレベルが低かったか、進研ゼミが良かったのか、どちらかです。どちらもかも。

良い公立高校に進学出来たら

最終的に受験で勝ち抜き、志望の公立高校に進学出来たら、、、
都心では日比谷、西、戸山をイメージしていますが、パッと道が開けます。

当然、高校ぐらいで人生は決まりませんが、実際多くの同級生が東京で活躍しています。この年になると自然と集まるようになるから不思議です。

共通するのは、皆非常に精神的にタフです。

いざ自分の子供となるとここで勝てるかどうか、とか公立で心配、、などの理由から早い段階で私立に行かせてしまうわけですが、公立育ちで自分の力で切り開いた経験は将来につながるはずです。

このため、公立中に進学するご家庭は、人生で羽ばたく大きなチャンスと思って、自分を持って勉学に努めていただければと思います。

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