【2019年】東京大学、京都大学　合格者数、合格率高校別ランキング過年度比較

（2019年3月26日更新）
皆さまこんばんは。

今日は東大・京大の前期合格者数の高校別合格者速報につき、合格上位校の合格率や幼稚園や、小学校で入学できる附属校の実績も加えて比較しました。まだ含まれていない学校もありますが、小学校受験や中学校受験など、選択の指針になればと思います。

単純な合格者数だけで順位付けしても、学校ごとの卒業生数を踏まえると単純比較ができないため、合格率を加えて加工しました。

出典：サンデー毎日2019年3月24日号、週刊朝日4月5日号より筆者加工
※上記は前期の合格者判明分で現役、浪人含みます。凡そ99%割程度の判明率となりますが、あくまで速報結果ということをご留意ください。

上記の結果、額面上の東大数トップは開成で間違いないのですが、率で見ると圧倒的に筑駒が一番で、京大や医学部合格も併せた合格率で見ると、依然として灘が全国一ということが読み取れます。
京都大は西日本の受験生にとって今も昔も、西日本一の大学で、試験傾向も異なり、上記前期ではW合格ができない以上、本来合算した数字が高校の実力といってよいと考えます。

次に、幼稚園受験や小学校受験と照らして踏まえると、筑波や学芸大附属は高校へ上がるまでの道のりが容易ではありませんが、実績は十分です。

学芸大附属はやや不安定な状況が続く可能性がありますが、まず今年に関しては堅調と言って良いと思われます。

一方、女子御三家のうち中学受験で初めて受験できるNo.1女子高の桜蔭は突出した合格者数ですが、幼稚園や小学校で受験できる雙葉は、中学受験で優秀な層が入ってくる割に近年数字が落ちているようです。

合格者が伸びた学校として、世田谷学園（東大合格昨年5名→本年15名）、県立浦和（東大合格昨年22名→本年41名、更に京大も昨年14名→本年17名合格）が印象に残りました。

週刊朝日の合格者アンケートによれば、

東大合格者の併願数：平均2.1校

併願先ベスト3：
早稲田大学政治経済学部：235名（不合格率19%)
早稲田大学法学部：145名（不合格率不明)
慶應義塾大学経済学部：142名（不合格率17%)

睡眠時間は6時間以上8時間未満が7割

おすすめ参考書：
赤本（教学社）
鉄緑会東大英単語熟語鉄壁
文系数学の良問プラチカ
荒巻の新世界史の見取り図

上記傾向より幼稚園受験や小学校受験でブランド校であっても、大学受験時に辛い思いをすることがある場合も読み取れます。入学してからが勝負ということでしょうが、子供の選択肢はよくよく考えてあげる必要があると再認識しました。