今回のテーマ、どちらかというと、
お受験を迷っている方も含めたお話となります。
中学受験以降は偏差値がありますが、幼稚園受験・小学校受験はまだありません。受験した場合の合格可能性がわからず動いていない、動けない、
志望校が定まらないという方は多いと思います。
特に幼稚園は優劣をつける物差しも難しく、また子供の優劣も数値化しづらいです。親の評価も半分程度入ってくるわけですから、またややこしい。
試験直前の模試は子供の能力が数値化されたりはしますが、親まで含めて点数化したり、合格可能性を具体的に表記するところはないですよね。
この点、終わってみてわかることですが、合格可能性については「大手or実績ある幼児教室」であれば、長くとも1か月、短ければ1,2回の授業で、下記のような様々な判断要因に基づき、抽象的ながら、正しい物差しで判断してくれます。
(合格判断要因まとめ)
両親:親の職業(会社)・学歴、OBか否か、きょうだいがいるか、説明会等の出席、話し方、身だしなみ、性格。
子供:お行儀、話し方、見出しなみ、性格、基礎能力
幼児教室は、組織全体で蓄積された情報と経験に基づき、各家族に実に千差万別の対応をしています。一方、生徒は大手幼児教室であっても入会にあたっての障壁は低く、色々な人がいます。それゆえ、対応の幅が広い。
この対応の違いと結果で、「結構幼児教室側の判断は的を得ている。」ことがわかりました。
具体的には、総合的に合格可能性の高いAさんには聞かれてもないのにα幼稚園を勧め、合格可能性の低いBさんには、希望しているにもかかわらず、α幼稚園は難しいからやめといたほうがいいとズバリ言ってたりします。
そして、やめといたほうがいいと言われたのに合格したというお話も当然聞くことがありますが、合格すると言われた方は実に多くが合格している。
誰しも志望幼稚園は最初に伝えますが、お教室側はそのこだわり度合を確認した後、より正確な物差しで、総合的な能力に応じた幼稚園を勧めてきます。これで自分の立ち位置がわかるわけです。
我が家も当初は全く考えていなかった幼稚園に志望し、ご縁を頂くこととなりました。この理由は紹介者がないと無理、とネット上等の噂を基に決めつけていたからです。お教室の先生が勧めてくれたことがきっかけで、最初は疑心暗鬼でしたが、今となっては感謝しています。
幼児教室の先生に否定されても自分の道を貫けばいいと思いますが、行けますよと太鼓判を押されたら総合的に合格ラインに立っていると自信をもって取り組んで良いと思います。
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