集中力アップにつながる子供の正しい姿勢と猫背の治し方

私は脊椎側弯症という後天性の背骨の歪みに悩まされています。
というのも、原因ははっきりしています。中学生のころ、カバンに参考書をたくさん入れて持ち運びし、通学バックのボストンバックをたすきがけではなく、片方の右肩だけにかけてずっと歩いていたからです。

それ以来、高校生から酷く背中が痛み出し、ずっと定期的に整体・カイロに通っています。整体に行くと、楽になりますが、どこへ行っても言われることは同じで、「治ることはないです」ということ。

姿勢というのは大事で、ちょっとしたことで崩れると、コリや痛みの原因になるし、見た目もよくありません。また、声の張りも違います。

成長期は骨から姿勢を形作っていきますので、非常に重要な時期です。大人になって、姿勢の悪さがコンプレックスになっても時すでに遅し、勝負は決しています。姿勢が良いと、呼吸や体の調子も良く、疲れにくいため勉強もはかどります。

まず、背骨のゆがみチェックを大人がやってみましょう。
目をつぶって、力を抜いて両手を下げ、脱力しましょう。そして、5秒後ぐらいに写真を撮る。これを見ると一目瞭然、自分の体のゆがみがわかります。
そして、子供にもまねをしてもらうと良いでしょう。

ゆがみがわかったら、危機感も出てきます。
この点、20年余りで学んだ姿勢改善のためのポイントをお話します。これは私自身の考えというより、整形外科、整体等の指導の集積です。

まず一点言えることは、整体やカイロに通うことが正しいかは誰にもわからないという点。
これはコロナで整体に通えなくなって実感しました。通わなくなると、2週間後~数か月調子が悪くなります。
でも、半年経つと、気にならなくなりました。20年間も通い続けましたから、慢性的に通うことが良いのかどうか、なんとも言えません。

目次

背骨はまっすぐが良いというわけではない。

背骨は、まっすぐが良いというわけではなく、自然なS字カーブは必要です。これは、重力を各部位に分散するためです。
この自然なS字が保てないと、特定の部位に負荷がかかってしまいます。まっすぐすぎると、ストレートネックを招き、肩こりや頭痛の原因にもなります。
このため、適切なカーブを保ちつつまっすぐ座るために、背筋を伸ばす座椅子を併用すると非常に有用です。これはおしりの骨の角度も適切に矯正してくれるので、子供だけでなく、大人にも有用です。

ぶら下がりはやはり健康に良い。

水泳の池江選手は幼少時、ご自宅にうんていがあり、毎日ぶら下がって遊んでいたというエピソードがあります。ぶら下がることは運動機能の強化に注目されがちですが、適切な姿勢維持にもつながります。ご自宅にぶらさがれる環境があれば、非常にラッキーです。ぶら下がり健康器がむか~し流行り、今は多くの家庭でものほし竿と化しているようですが、あれは非常に理にかなった逸品です。

お子様の勉強時に背筋を伸ばす

遊び盛りのお子様にとって、勉強はしばしばストレスになります。
机に向かって、ぐにゃっと寝そべって書いている子をよく見かけますが、あれは体によくありません。
この点、姿勢づくりを矯正できる椅子は、集中力UPに役立ちます。そもそも椅子から変えてしまうわけですが、背筋がピンとならざるを得ないので、理想的な姿勢が期待されます。

このように、世の中、姿勢改善のためのアイテムや機会にあふれています。知っていると知らないで、非常に大きな差がでるところとなりますので、是非子供の頃こそ、正しい姿勢を意識して頂ければと思います。

背筋矯正ベルトは大人は有効。子供用は時間を決めて

猫背が気になる背筋矯正ベルトは大人にとって非常に有効です。
私も使っていますが、サッカーの長友選手と共同開発したMTGのベルトは付け心地が良くて楽です。
大人の場合、寝ながらでも使えます。色は白と黒がありますが、白だとワイシャツを着ても上からわからないので便利です。

こちら日常生活や仕事上で背筋がピンと伸び、見映え良くなり勉強や仕事もはかどるようになります。
特に整体脱却にはおすすめですが、最近は子供用もあります。

子供用はお子様の成長期でもありますから時間を決めて使うと悪影響はないでしょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次