今日は人気の幼児通信教材、がんばる舎の教材についてお話します。
がんばる舎とは:教材内容と費用
がんばる舎の幼児教材はワーク中心で展開される点が特徴で、言葉、数・量、図形、記憶、知識、作業といった分野の学習をバランスよく取り組むことができます。余計なものがない!という趣旨の教材はポピーが有名ですが、がんばる舎は更にそぎ落とし、ワーク中心の構成で毎月払いで税込800円(1年払いで税込8,800円)と破格の安さが特徴です。
教材のレベルは下記の通りです。
コース | 教材レベル | 勉強内容参考 |
すてっぷ1 | 2歳児 | 身近なものの名前、5までの数字 |
すてっぷ2 | 3歳児 | ひらがなの音、10までの数字、簡単な反対語 |
すてっぷ3 | 4歳児 | ひらがなの書き方、足し算の基礎、時間や時刻 |
すてっぷ4 | 5歳児 | カタカナの読み方、濁音など、1桁の計算 |
すてっぷ5 | 6歳児 | カタカナの書き方、動詞、形容詞、助詞、計算問題 |
すてっぷ6 | 小学1年生 | 小学校1年生の算数、国語、クロスワードやしりとり、2桁の計算 |
各すてっぷは12回で構成され、どこから始めるも自由です。
基本的に毎月25日前後に1回分の教材が届きますが、1年分まとめて購入することもできます。
通常は、教材レベルに合わせたコースから始めて進めるのが良いですが、1ヶ月分の問題は30問弱で、比較的すいすい進められます。
よって、どんどん取り組める方は、一回分を多くして、先取り教育をしていくことも可能です。
他教材との比較
すてっぷ6になると足し算も入ってきますので、公文と似通った一面も感じます。しかし、がんばる舎は1年間の教材を先取りすることができ、それでも8,800円です。これは公文の1教科の1ヶ月の費用とほぼ同じです。
このため、通学ならともかく、通信であればがんばる舎の教材を1年おきで取っていくことをお勧めします。
コスパ面で圧倒します。
公文 | がんばる舎 | |
通学学習 | あり | なし |
費用 | 高い | 安い |
通信学習 | あり | 充実 |
問題種類 | 国・数・英 | 幅広い |
小学校受験 | 不向き | 基礎に最適 |
ワーク中心なので、知育玩具やWEB教材やオプションがつく他の人気教材、こどもちゃれんじ、Z会、スマイルゼミ、まなびwithとはかなり異なります。
よって、比較すべきは本屋のワークブックかもしれません。イメージでは、公文や七田など、本屋の幼児向けドリルを、バランスよく取りそろえたような教材です。本屋であれば、気づいたものを買うだけで網羅はできませんが、こちらであれば、全範囲間違いなく網羅することができます。
問題の質は高いですが、ステップ6でもそれほど難易度は高くありません。
よって、小学校受験を目指す方は、年少~年中で、すてっぷ5~6を目指すと丁度良いと思われます。
ワーク形式で、考える問題が多く出題されます。
下記の国語など、小学校受験にも通じる問題ですね。
がんばる舎が合わない方
一方、がんばる舎にも合わない方がいます。
それは①何かしらで先取り教育をしている方、②小学校受験でバリバリ進めている年長の方です。
例えば、公文で算数であればCかD、国語であればAⅡあたりまでいっているお子様であれば、物足りなく感じることもあるでしょう。
これらの場合、上記①については、問題は良問なので休憩時間の教材として解くか、小学校のGambaエースがおすすめです。
②については、小学校受験の難問を解くには足りないところもあるので、違う教材の方が良いでしょう。図形問題センスをガンガン磨くのであれば、ワンダーボックスもお勧めです。受験が終わったらGambaエースに戻りましょう。
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