多摩川台公園で子供とザリガニ、小エビ、ヤゴ、アジサイ園を観察しよう

先日、水の生き物で有名な多摩川台公園のビオトープに行きました。

ザリガニや小エビやヤゴなど、色々な発見がありましたのでレポートします。

目次

多摩川台公園のアクセス

こちら、多摩川台公園は都心から電車のアクセスが非常に楽な公園で、見どころがたくさんあります。

東急目黒線多摩川駅は東急目黒線で目黒から急行でわずか10分程度で、武蔵小杉の手前、多摩川を渡る手前にある駅です。
このため、都心からもすぐに行くことができ、夏場は日が長いので午後からでも気軽に行くことができます。
地図で見てもお分かりの通り、多摩川駅は田園調布ののどかさを感じさせる非常に緑豊かな駅です。

今回お話する多摩川台公園は多摩川と並行して高台にある長細い公園ですが、珍しい特徴がたくさんあります。

・水生植物園のビオトープにザリガニ、ヤゴ、小エビなど様々な生き物がいる。カルガモもいました。
・あじさい園の無数のあじさいは非常に美しい。
・古墳がある。
・高台から眺める夕日が美しい。
・多摩川沿いはたくさんの魚がいる釣りスポットもある。

このように、それほど広い公園ではないのですが遠出する価値のある公園です。

多摩川台公園

小学校受験の視点でも、ヤゴなどを観察して、アジサイを見て、多摩川に出て釣りをして、様々な体験が無料でできてしまいます。

水性植物園のヤゴ、小エビ、ザリガニ、、そしてオタマジャクシ

多摩川台公園3

公園内にある水性植物園は夏場、ザリガニ釣りをする家族で賑わっています。
水は良い感じに濁っていて、底が見えません。このため、何がいるのかわからずミステリアスです。

実際、魚の他、ヤゴ、小エビなど色々な生き物がいます。

皆さま、ヤゴをご存知ですか?
普段目にしてないと忘れてしまう方もいるかもしれませんが、トンボの幼虫です。

特徴的な点として、幼虫は水の中で過ごし、蛹を経ずに羽化します。
ヤゴは小学校のプールでもよく発生し、夏期のプール開きの際には流されてしまうので、多くの学校でヤゴを救う活動が行われています。このため、私立小にとってもなじみがある生き物の一つで、抑えておきたいところです。

ヤゴ

見つけやすい順番に、オタマジャクシ、小エビ、ヤゴ、ザリガニです。
オタマジャクシ、小エビは本当にたくさんいます。短期間で繁殖することもあり、網でひと掬いすると容易に捕まえられます。

しかしながら、、、気を付ける点があります。私が知る限り、このオタマジャクシの多くはウシガエルのオタマジャクシです。冬に泳いでる大き目のオタマジャクシはウシガエル率が高いと考えてよいでしょう。飼育や放流は禁止されていますので気を付けてください。

下図の石の上、、よ~く見るとおたまじゃくしが10匹以上います。

ウシガエルは何でも食べてしまい、生態系を乱しますので駆除対象とされています。
万が一オタマジャクシを誤って持ち帰ってしまいウシガエルだった場合は、成熟したヒキガエルなどを同じ籠に入れておけば良い餌になるでしょう。ネットによると食用にもなるということですが、、、。。

また、ヤゴや小魚も小エビほどではないですが、たくさんいます。
ヤゴもトンボも肉食で、ヤゴは生きている小さい虫を好む傾向があるので、飼うには難易度が高くなります。

ザリガニ釣りの仕掛けはシンプルです。
基本的に割りばしに糸を括り付けて、重り(石など)と餌(かたくちいわしなど乾燥した小魚系)に糸を巻き付けて下げるだけです。うまくいくと寄ってきます。子供が多い土日の午後などは難しい日もあります。

ザリガニ取り

割り箸を垂らして近づいてきたり挟むのを座して待ちますが、まずまず難易度が高いです。
この間、パパは多摩川へ釣りに行くもよしです(笑)

アメリカザリガニはこんな感じです。
取れる日と取れない日の差は大きいです。

小さい生き物だけでなく、カルガモのつがいが遊びに来ていました。人間を怖がる様子もなく、優雅に泳いでいます。
カルガモのつがいは本当にかわいいですね、どこへ行くにしても一緒でした。

カルガモ

ザリガニやエビがたくさん取れますが、ザリガニを釣れた場合でも、戻してあげるのがよさそうです。
水をすぐに汚す習性があり、匂いもありますので、お子様がしっかり管理できないと大変です。
また、アメリカザリガニは飼育に関して規制される動きも出てきています。

こちらの植物園ですが、割りばしのごみが軽く散乱しているのが気になりました。恐らくしかけをしていて、そのまま池に落ちてしまったり、忘れてしまったりしたんでしょうね。

ザリガニ釣りを楽しんだ後は、ごみをしっかり責任を持って持ち帰らないといけませんね。

アジサイ園

水性植物園のすぐお隣に、美しいアジサイ園があります。こちら、多摩川駅から公園に入っていくと、すぐに満開のたくさんのアジサイが出迎えてくれます。

丁度6月が見ごろで、夕方でもまだ蚊などおらず快適でしたよ。
下図の写真を撮った場所にベンチとテーブルがあり、無料の特等席があります。

たぶん、カップルにも持ってこいの場所。
しかし!人通りが多くて落ち着かない。そりゃこんないい景色ですからね。

写真に写っていないところもあじさいでびっしりです。

見晴らしの良い高台

長細い公園ですので、高台に沿って歩いているだけで、川をバックに見晴らしのよい景色が見えます。
数分おきに通る電車の橋を渡る音がBGMになっています。
ここでPC作業をしている方もいました。とても気持ち良いでしょうね。

多摩川台公園2

釣りスポット

この公園は高台にあり、坂を下って外に出るとすぐに多摩川の河川敷です。
このあたりは、釣れるかどうかはともかく、非常にたくさんの魚を泳いでいます。

釣りをしている方もたくさんいますので、子供はザリガニ釣り、お父さんは釣りで、釣れたら報告
という楽しみ方もできそうです。

釣りで成果をだすのであればそれなりに時間が必要で、子供はすぐに飽きてしまいますからね。

公園周辺にも自然のアクティビティーがあって、全て無料。多摩川台は非常に楽しい場所ですね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次