RISUは算数に特化したタブレット教材で、先取り学習できる点で公文算数と共通し、比較されることが多い教材です。
RISUには幼児向けのRISUきっずと、RISUきっず修了者と小学生向けが学ぶRISU算数があります。
RISU算数と公文で大きく異なる点は、RISU算数は自宅で学習を行う通信教育で、その範囲が計算以外の図形・時計・推理・中学受験基礎など、学習分野が広範囲に及び、先取りできる範囲も広くなります。
RISU算数の特徴
・公立小学校では高学年で学ぶ図形を早い段階で学ぶことができる。
・タブレット学習なので、場所と時間を選ばない。
・公文ではフォローできない図形・単位・常識・推理まで広く取り扱う。
・中学受験準備としても選択され、学習塾で結果を出す子供が増えている。
小学校受験や公文を経験した上で、RISUを学習するとわかりますが、幼児向けカリキュラムであるRISUきっずはすんなり終わり、小学生向けカリキュラムも序盤はスイスイ進みます。一方、RISU算数では公文では習わない、小学校受験でも扱わない論点が早くからたくさん出題されますので、新しく学ぶ論点がたくさんあります。
欠かせない問題として特に役立つのが図形問題です。
RISUでは図形問題を幅広く学ぶことができ、小学校受験とはやや毛並みが違う、中学受験まで見据えた問題も出題されます。例えば、長方形や正方形の辺や頂点、展開図、推理との混合問題など、基本的ながら公文で学習しない内容もまとめて先取りできます。
今回、RISUの図形問題を中心に、期待される学習効果を考えてみたいと思います。
RISUの図形問題一例(小学校低学年)
展開図も学べます。小学校受験では立方体の展開図などが出題されますが、それ以上の展開図になると、基本的に埋没となります。簡単な問題から始まりますが、すぐに難しくなります。全てに解説動画がつきますので、基本的にお子様だけで学ぶことができます。
下記のように、難問とまではいかないけど、考える問題が小学校低学年にして出題されます。
知恵をからめた問題も出題されます。知恵カテゴリの出題は図形と絡めて、問題慣れとセンスという表現で実力になり、一長一短で伸びず、差をつきやすい論点です。
推理問題もあります。遊び心満載の問題や難問を織り交ぜたスペシャル問題を途中でチャレンジできます。
このような問題が延々と続きますので、実力がつく一方で、新しく学ぶ論点は解説動画が頼りになってきます。
お子様がご自身で楽しく進められるかがまずキーとなりますね。
小学校低学年で、学習塾に通っていなければ、公文との両立も成り立ちます。
なぜなら、公文は通学、運筆、反復学習という面でRISUと被らない点が多いからです。
但し、中学受験の学習塾へ通っていたらどちらかで十分で、学年が上がってきたら不要と思われます。
RISUの図形問題に関して感じたことは下記の通りです。
RISU図形問題のレビューと効果
・解説動画もあり、繰り返し確認できるのは〇
・出題ジャンルが幅広く、先取りできる算数教材は他にない
・中学受験を踏まえた図形の基礎は網羅できる。
・問題の種類は十分なので、違った問題にも取り組めると更に良い
・小学校低学年であれば公文との両立は成り立つ。学習範囲の違い、反復、運筆などフォローする範囲が異なるため。
・最難関中学を受験する場合は、小学校低学年までに、できるだけ進めて接続したほうが良いと感じた。
コメント