小学校受験でやや応用論点となるギア・歯車問題。
出題頻度もそこそこですが、難易度が高いわけでもないので、抑えておきたい論点です。
歯車の問題は見本となる教材が少ないので小学校受験で学ぶ際はどうしても丸暗記になりがちですが、動画付きでご紹介したいと思います。
まず、一番大事な所から。
歯車の回る方向ですが、こちらは上図の通り、回る方向に沿って矢印を書いていけば間違うことはありません。
これだけ言ってもイメージがつきにくいと思いますので、下記の動画を最初に見せてあげると、イメージがつくかと思います。
今回、巧緻性の練習も兼ねて、ワンダーボックスの歯車キットを組み立ててみました。
シンクシンクでおなじみのワンダーラボが手掛ける通信教材で、アプリと郵送のキットが連携している点がポイントです。
小学校受験目的の場合、当座の課題として抑えたいのは歯車の回る向きですが、そこまでであれば、実際に手を動かしてすぐに法則を理解できるようになります。何事も可能であれば、具体物を使って理解するのが一番です。
使い方はスモールステップ方式で、説明書にわかりやすく記載されていました。
目安として、年長(6歳)以上でひらがなが読めれば一人でもできそうです。
爪楊枝に刺して回せばよいので、簡単な物であれば、ご自宅で自作しても面白そうです。
今回、横で見守りつつ、説明書を見ながら一人でやってもらいました。
下の動画は開始直後。
最初は刺して回すのもぎこちなかったですが、すぐに慣れました。
この後、下図ステージ2を見せて、自由に増やして遊んでてと伝えて、私はお手洗いへ。
5分後ぐらいに戻ってきたら、下の動画のようになっていました。
増えている!使い方のコツは学んだようですね。
ここから先は自由で、上の動画のように大きい歯車を外側につけて遊ぶこともできますし、ワンダーボックスの教材に従って学ぶこともできます。
歯車の回る向きですが、結果として下図のように回ることがわかりました。
くねくねと回る方向になぞっていくとわかりやすいです。
この結論自体は当たり前ですが、幼児はもともと歯車自体知りませんので、結果を結論のみ教えるよりも、一緒に取り組んでいく方が学習効果としては望ましいです。何事も、具体的な動きを手で動かしたり、動きを見たりして、理解してから結論を教えると忘れにくいですね。
小学校受験向けの教材自体、ニッチですからね。今回の教材は小学校受験を志す方にとっては良い副教材となるでしょう。
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