2022年2月16日、宮内庁は、秋篠宮ご夫妻の長男・悠仁さまが、筑波大学附属高校に進学される旨を発表しました。
悠仁さまは、2月13日の入学試験(学力検査)を受験されていますが、お茶の水女子大附属中学と筑波大学附属高校との間の提携校進学制度に出願し、入学試験を受験されたと宮内庁より公表されています。
提携校進学制度とは
提携校進学制度とは、お茶の水と筑波の間で、進学時に相互に進学できる制度で、お茶の水から筑附高への進学は若干名とされています。現状は2017年から2022年の5年間の時限措置ですので、悠仁さまを巡る思惑が取りざたされるのもやむを得ないところでしょう。
このため、悠仁さまは入学試験を受験しているものの、合否評価は一般と異なり、学内レポートなど推薦により決定されています。
悠仁さまはお茶の水女子大学附属小学校から中学校にに内部進学されていました。
報道では農大一高の受験も噂されていましたが、現状は受験のお話は聞こえてきません。筑波大学附属の場合は東大を見据えた報道も多いですが、可能性はありそうです。
筑波大学附属高校のアクセス
最寄り駅は茗荷谷ですが、中学・高校はお茶の水女子大附属キャンパスのお隣にあり、小学校とはやや離れています。
茗荷谷の駅前は非常に多くの学生や社会人で賑わっていますが、学校周辺は学生ばかりの閑静な街並です。
筑波大附属高校の偏差値
SAPIX中学部 高校受験合格偏差値(※2021年「サピックスオープン」合格可能性80%)によると、5科目入試校は下記の通り。全国一の筑駒を別格として、開成に次ぐ位置で、渋幕と同等、学芸大附属高校や都立日比谷よりずっと上。
偏差値が物凄く高い学校です。
このように、筑波大附属校は誰もが憧れる高校なのですが、小学校や中学校から簡単に上がれるかというとそうではありません。高校の卒業生は約240名ですが、高校受験で入ってくるのは約80名、残り160名の椅子を争う競争は熾烈です。
小学校からは凡そ8割が中学へ、中学校からは凡そ8割が内部進学で上がると言われますが、小学校からの卒業生は、2020年より160名から128名に減少し、中学の外部受験定員は64名から80名に増加しておりますので、小学校から中学校の内部進学希望者は内部進学しやすくなっているようです。
中学から高校の内部進学率は、凡そ8割で、下記の通り、公式HPでも記載されています。
ここで注意したいのは、小学校からの内部進学約120名(年度により増減あり)は中学から入ってきた優秀な約80名と競争し、1月の内部進学試験と内申書により選抜され、約8割が内部進学できることです。中学から入ってきた80名は確固たる実力がありますから、低位まで落ち込むことは考えにくいです。よって、小学校進学組で勝負になるケースが多いようです。
仮に中学受験組がほぼ進学するなら、残る枠は80ですから小学校組の中学から高校へ進学できるのは3分の2になります。
このような経緯から、筑波大学附属小学校から高校まで内部進学できるのは、半分余りと言われることもあります。
小学校から中学校への進学は同じ土俵ですし、進学率は高いですが、中学は非常にレベルの高い争いに巻き込まれます。
このため、筑波小の子供達は、小さいうちから学習塾に通っている子も多いのが実情です。
私の周囲の筑波小知人では、サンプルは10人に満たないものの、ほぼ全員が低学年から学習塾にこっそり通っているか、よく調査しています。学習意欲がないご家庭はいません。
何もしていない子はいないのでは、、と思います。学習意欲が高いご家庭、子供達ですから、ご家庭も大変です。
【2022年度】筑波大学附属小学校の受験情報まとめ(倍率、抽選、内部進学、合格する子の特徴) | まなのび:幼児教育と教材の効果を検証するブログ (grow-child-potential.com)
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