筑波大学附属小学校の試験方式、倍率、抽選について:女児、早生まれは有利

皆さまこんばんは。

今日は筑波大学附属小学校の試験方式及び倍率についてお話します。

筑波大附属小学校とは

筑波大学附属小学校は文京区にある国立小学校です。
筑波小は、お茶の水や学芸大竹早など有名国立小がひしめく茗荷谷駅から5分程度歩いた場所にあり、近くに公園も豊富で都心としては立地にも恵まれています。

なお、たまに池尻大橋の筑波大附属駒場と間違えられることがありますが、筑駒は中高一貫の男子校です。こちらは灘や開成と並んで東大合格・国公立医学部等、進学実績日本一を争う高校で、内部進学はありません。

筑波大附属小学校が進学する筑波大附属中高はそれに次ぐグループに属する位置づけですが、超難関であることに変わりはありません。また、小学校から高校まではエスカレーター式に進学できるわけではないので、進学も容易ではありません。
小学校から中学校までの進学率は80%程度、中学校から高校までの進学率も80%程度です。この点、小学校から見た実質的な高校進学率は単純に80%と80%で64%にはなりませんので注意が必要です。なぜなら、中学校へ無事に入れても、中学受験で合格した強力なライバルが大勢入ってきて、彼らも含めた競争で勝ち上がり、再び上位に入らなければなりません。
小学校から高校へ進学できる率は概ね半分とよく聞きますが、的を得た表現かと思います。

筑波大附属小学校 校門これまで学芸大附属小学校やお茶の水女子大附属小学校などの国立を紹介してきましたが、こちら筑波は説明会がありませんので、受験に関する実態がなかなかつかみづらい学校です。
しかしながら、上述のような厳しい戦いがありながらも、日本で一番受験者数が多く、人気も高い国立小学校です。
抽選があるので、多くの方は一本に絞り込めませんが、、

今回、筑波小の受験倍率、からくりをわかりやすく説明します。

まず、トップのグラフのように、過去5年の受験者数をグラフ化しました。
ここから、下記2点が読み取れます。

・全体として受験者減少傾向
(但し2019年4月入学の試験では女児下げ止まりの傾向)
・男児より女児の方が受験者数が少ない。

この点、定員は男児64人、女児64人と同じですので、女児の方が合格率が高くなることが読み取れます。
また、筑波は二次願書提出の時期(11月中旬)と、私立小学校の合格発表のタイミングが重なります。
このため、一次の抽選で通過したけど二次試験で出願しない、という方も多くいらっしゃいます。この辞退率は特に2年後以降、国立小の政策次第で影響を受けるところでしょう。

筑波大附属小学校の試験選考方法と実質倍率

まず、筑波大附属小の試験選考ですが下記のように行われます。

一次:抽選→凡そ半分へ、男女ともに1,000名程度通過
二次:考査→男女それぞれ100名程度通過
三次:抽選→64名合格(凡そ3名中、2名が合格)

つまり、出願者の増減は一次抽選の倍率に反映され、二次以降の倍率はほぼ固定となります。

この点、受験者が少ない女児が相対的に有利になるのは1次の抽選です。
例年、一次選考の抽選において男児は合格率が凡そ45%~50%、女児は凡そ55%~60%程度です。特に直近2年の女児合格率はそれぞれ58%、59%と60%近いです。凡そ60%近い合格率であれば多少自信が持てますね。(と私は自分に言い聞かせています。)

ここでわかることは、1次の抽選で優秀な方もそうでない方も40%~50%程度落ちることです。このため、2次は十分な対策をしていないご家庭も抽選の結果相当数通過します。よって、男女ともに本当の意味での実質倍率はそれほど高くないと見る考え方もできそうです。

倍率は仮に1次で2倍、3次で1.5倍とすると、抽選倍率は凡そ3倍となります。
あとそれぞれのご家庭の対策度合いによって、二次の想定倍率を乗じてください。事前に十分に対策しているご家庭であれば、5倍程度に見積もっても良いと思われます。この場合、凡そ実質倍率は15倍程度ですね、このような計算の方が実態を反映するはずです。(と私は自分に言い聞かせています。)

次に、筑波は月齢で幼児を分けます。
Aグループ:4月~7月
Bグループ:8月~11月
Cグループ:12月~3月

娘は早生まれなので、Cグループです。やはりAグループあたりのお子様は優秀な方が多いのも事実ですので、この公平性確保は早生まれにとって有利に働き、元気づけられます。(と私は自分に言い聞かせています。)

しかし、、、気になることが、国立の試験制度です。
お茶の水の説明会では、「2年後に試験制度が変わる」と明言されました。
この内容がどのようなものかわかりませんが、一方で試験が全て抽選に変わるという噂もあります。

筑波も国立なので、こちらに影響がないとも言い切れません。

既に学芸大附属は高校で定員割れの異変が生じており、学芸大附属小学校の大泉は先月の一次抽選で全員通過となりました。
この状況はそれなりに大きなインパクトで、少なくとも年少のお受験組の間で、学芸大はやや敬遠されつつあり、あまり話題に挙がらなくなっています。

この先、国立小学校がどうなっていくのか注目しています。
ただ受験においても対策等々ありますので、早めに開示して頂きたいですね。


お受験幼児教室の利用状況を知りたく、差し支えなければ下記アンケートにご協力ください。
集計結果は後日ブログにて検証します。
回答方法:該当する項目を一つ選び、□で囲まれたvoteをクリック

【アンケート】小学校受験予定の年長のお子様がいるご家庭に伺います。通っているお受験教室の数を教えてください

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2019年5月13日追記:本日現在、総数30票で結果は下記の通り。ご投票ありがとうございます。
この時期は複数のお教室に通っている方はごく少数派で、全く通っていない方と、1つだけ通っている方がほぼ半数ずつとなっています。この時期、あれこれ手を出している方はいないようですね。今後、本格的な受験準備期に入っていきます。合格者のお話では、抽選に通ったら視野を広げるという直前派が多いようです。直前期までの推移を参考に、受験生全体の動きを分析したいと思います。

受験予定であるが、幼児教室を全く利用していない (47%, 14 Votes)

1つのみ通っている (43%, 13 Votes)

2つ掛け持ちしている (7%, 2 Votes)

4つ以上掛け持ちしている (3%, 1 Votes)

3つ掛け持ちしている (0%, 0 Votes)



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