学芸大学附属世田谷小学校

小学校受験

【2021年度】東京学芸大学附属世田谷小学校の受験情報まとめ(募集要項、受験倍率、過去説明会要旨、出願受付を早める裏技)

2018年10月2日

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本日は東京学芸大学附属世田谷小学校のお話です。

本年は説明会がWEBになってしまったので、過年度の説明会とともに、今年の願書の提出と、併願可能性や合格率を上げる出願の裏技までお話したいと思います。

アクセス

学芸大附属世田谷小学校は、世田谷の高級住宅地、深沢のど真ん中にあります。
車を持っているのが当たり前といわんばかりに、近くに駅もありません。
東急田園都市線の駒澤大学駅からバスに10分ぐらい乗り、最寄りのバス停で降りて、また10分程度歩きます。また、このバスは渋谷から出ていたので、渋谷から最寄りのバス停まで一本で行くこともできそうですが、運転手さんによると40分ほどかかるとのこと。

児童は色々なルートからバスや徒歩で通学し、結構な距離を歩くようです。
ちょっと東急バスの運転手さんに聞いてみましたが、ガクセタ(世田谷小の通称)の児童たちは元気でいい子が多い。
たまに注意することはあるけど、無茶する子はいないので安心とのこと。

街並みは桜?並木の小道を歩きましたが、閑静で上品。
学校隣にも公立小学校があり、その隣は昔栄えたエーダンモール商店街があり、立ち寄ってみたもののほとんどが住宅街。

地元に愛されていると思われるお店が点在し、落ち着いた街並みであまりにイメージ通りの世田谷でした。

志願者と受験倍率推移(2007年~2020年)

2007年からの志願者推移と倍率をまとめました。ここまで古い情報はネット上、他に出ていないと思います。

世田谷は住所制限が厳しい一方で抽選の前に全員が受験することができ、この倍率は毎年ほぼ一定で、男女の格差もないように見えます。しかし、その後の抽選で男女共に52~53名に絞られます(受験者が多い方が1名多い)。この点、毎年男子の方が狭き門でした。これは、上図の通り男子のほうが志願者が多く、最後の抽選で同数に絞られるためです。

これまで、少なくとも10年以上、世田谷の採集倍率は男子の方が難しかったわけですが、2019年、男子の志願者がガクッと減り、その一方で女子の志願者は増えました。この結果、男女の差異がなくなり、最終倍率において男女の差がなくなりましたが、2020年で再び男女差が生じています。

2021年度は志願者総数が明らかになっていませんが、筑波、竹早、大泉などで増加していることから、世田谷でも増加している可能性が高いです。

2021年度(2020年秋)の募集要項

募集児童 105名 (男女の内訳は、応募者数の多い方を 53名、もう一方を52名とする)
応募資格  ①2014年4月2日~2015年4月1日 までの間に生まれた児童
②願書提出の時点において本校の定める地域に、 保護者とともに実際に居住している児童
出願日(郵送受付) 2020年9月23日(水)~10月2日( 金)
消印有効 願書提出用封筒の消印が上記日程以外の出願は不可となり、発育調査を受けられません。
調査日 2020年11月25日( 水) ~
発表・抽せん日 2020年11月28日( 土)
入学検定料 3,300円

特徴としては、「例年通り事前の抽選がないこと」など、郵送出願となった点を除き、大きく変わらなかったことが特徴です。

筑波小は抽選を絞る旨を明示し、竹早小はもともと厳しい抽選倍率です。
このため、国立小対策をしていた方は、多額のお金を幼児教室に費やしていながら、受験をできずに終わる可能性も出てきたので、受験可能エリアにお住まいの方はラッキーですね。

竹早と異なり、願書の配布は一人一部のみです。

願書提出時の注意事項と出願受付を早める裏技

2021年度は上記の通り、厳しい条件のもと、9月23日より郵送出願となりました。
記載ミスがあれば差し戻しとなり、出願できませんので最新の注意が必要です。

願書記入時に怖いのが、地図です。どのように書くか細かく指定されていませんが、幸い募集要項に学校作成の地図が掲載されています。これによると、道は黒線、場所は「●」の横に施設名、バス停は①②で別記、通り名は道に沿って記載、という形で記載されています。●はスマートに見えますのでおすすめです。

そして重要なポイントが願書の出願タイミングです。世田谷小学校は願書の出願順に受験番号が割り当てられ、なおかつ合格者はどちらかというと前半に偏っている傾向がありますので、早い目に出しましょう。早いうちに出すことで、竹早小の願書提出を遅らせて併願も可能となります。

今年はWEB出願と言うことで初日に郵送すれば良いと思われるかもしれませんが、ちょっとお待ちを!よく封筒を見てください。
「玉川郵便局留」になっています。つまり、この郵便局に直接持っていけば時差がないですよね。

こちらの学校は近隣の方しか受験しないので、有利に進めるためにも早いうちの出願及び直接持ち込みをお勧めします。

検定料の振込はコンビニが楽です。金融機関では細かく振込表に記入するのが面倒ですが、コンビニですと住所氏名の指示など明瞭なので、迷わず正確に記入できます。

学芸大附属世田谷、竹早、大泉

学芸大学附属世田谷、竹早、大泉コンビニ振込画面

2021年度(2020年度秋)説明会要旨

2021年度はWEB説明会となりました。
過去2年は冗談を交えつつ極めてフランクな説明会で、後述の通り網羅性に欠ける説明会でしたが、2021年度は急に真面目かつ網羅的に学校紹介する普通の説明会となりました。昨年は会場も三密状態で、入れない方が会場に入れず帰ったりしていたので、毎年これでいいような、、、

2021年度の説明会の内容

校長の挨拶ー附属小学校の使命等
規模と歴史
研究内容ー文部科学省の研究開発学校
教育内容ー学校目標「思いゆたかに 考えふかく ともに生きる子」
教育計画
主な行事・生活の様子
教育内容ー総合学習活動領域、教科学習活動領域、生活実践活動領域
発育調査ーお受験対策は好まない
志願に際しての注意ー教育実習、先進的研究、広い学区域、中学受験対策はしない
居住地の注意ーいかなる例外も認めない
試験日程ー願書提出期間外はいかなる場合も受理しない
昨年の出願者、学芸大附属高校への進学者
PTA活動
学費
Q&Aー親の転勤、制服、共働き

2020年度(2019年秋)説明会要旨

2020年度の説明会要旨です。2021年度はWEB説明会となりましたので、昨年の様子はこちらでご確認ください。

2019年度は午前の部の説明会に参加しました。
すると、凄い人数!校長に説明によると、これまでで一番多いとのことです。

午前の部は10時開場、10時30分開始の予定でしたが、10時に行ったら既に行列。
体育館に入ると、10時10分の段階で7割埋まってました。10時20分で満席、入れなくなり、これ以降は立ち見です。
立ち見で1時間は相当辛いと思います。

なお、午後に行った方に聞くと、午後はとても空いていて、いつ行っても座れたとか。
このため、基本的に世田谷の説明会は午前中は避けて午後へ行くか、午前中早めに行くことをお勧めします。

但し!2019年はお茶の水女子の説明会が週をまたいで2日予定されていましたが、台風で流れて後ろの日程が中止となりました。かなり稀な事例ですが、このようなことがないこともないので、自己責任でお願いします、、、、

2019年は下記のスケジュールでした。

10時30分:5分ほど学校紹介動画が流れる。
10時40分:校長より説明(かなり各論)
・他国の学校の紹介
・研究開発学校に指定されたこと(学習指導要領の先取り的な役割)
10時55分:副校長より募集要項の説明

↓下記は学校の取り組み一例です。非常に面白そうですね。別途掲載している子供たちの写真も元気で賢そうでした。

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2019年度(2018年秋)説明会要旨

午後の部の会場に到着し、始まりましたが席は少し空席がありました。
服装は8割方スーツでしたが、ビジネスカジュアルどころか、
完全なる私服の方もちらほら。自転車で来る方が多いことに驚きました。自転車置き場もあり、公式にOKしているようです。

私服だからとマークされている可能性はほぼないかと思われます。
最近私立小学校を見慣れているせいか、自然体で心地よくもあります。
説明会の要旨、所見は下記のとおりです。

学芸大学付属

 

校長、副校長のお話

・学校目標「思いゆたかに 考えふかく ともに生きる子」→ 好奇心を大事に、自立、共存という意味。
・知識偏重の教育はしない。
・心(好奇心、向上心、探求心)を育てる。
・表現力、判断力、思考力を育てる。
・先生は教えるものではない。見守り、自立を促す。
・勉強はカリキュラムに沿って行うものではない。
・受験教育のお手伝いはしない。
・毎週水曜は弁当、他は給食。牛乳を除いてアレルギー対応はなく、不安がある方は保護者が自分で調べて弁当を持たせる。

良いと感じた点

・自然体、取り繕わない。

不安に感じた点

・中学受験において無関心。

学校では伸び伸びとした教育環境が垣間見えて良かったのですが、「受験を後押ししない」と言っても、実際のところ、学芸大附属小学校を志すご家庭の多くは、将来学芸大附属高校へ進学したいはずです。

しかし皮肉なことに、今、この学校の思想が、人気低下により実現してしまいそうな流れにあります。
私が塾講師をしている頃、学芸大附属は、超優秀な方が一般枠で入ってきて、学校の力を借りずに予備校や鉄緑会で勉強し、東大へ多数進学していく印象でした。

当時は本当に日本のトップ校の一つとして優秀でした。
今年も大学実績はまだまだ他と比べると良いですが、近年高校の倍率が低下傾向にあり、倍率が1倍台になる年もあり不安な状況です。成長著しい横浜翠嵐高校や湘南といった神奈川トップ高に多くのトップ層が流れているようです。

間が悪いことに、国立小学校についても全抽選化の議論があります。

これまで学校として受験は重視しないよと言いつつ、進学実績が凄まじかった優秀な学校でしたが、今後は本当に普通の学校になるかもしれません。

これらの政策は理解できませんね、、、優秀な伝統校のレベルをわざわざ落とす理由が考えられません。

仮に選抜試験がなくなると、当然に幼児教育に熱心な層が減ります。これはある意味、学校の趣旨と合致するように思うのですが、教育面での多様性を確保した研究ができる一方、そもそも普通に荒れるのではと危惧します。

優秀な層にそっぽを向かれてからでは遅く、週刊誌や受験雑誌にも凋落とか没落とか言われると、通学している生徒や先生方も不快な思いをするだけと思います。

受験年度まで、国立小学校全体と学芸大附属について来年どのような展開となるか注視していきたいと思います。

 



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