皆さまこんばんは。
本日は、1歳の頃から継続している運動・体操教室についてお話します。
実体験を通じて良かった点もあれば反省すべき点もあると感じていますので、
事前にご確認いただきたいポイントをまとめたいと思います。
まず、幼児教育としての運動・体操教室には大きく下記に2分されます。
①純粋に体育の先取りとして、幼児教育としての運動・体操教室
②お受験を意識して、お行儀や指示行動を重視した体操教室
我が家では①は1歳から、②は幼児教室の付帯するサービスで、少しずつ昨年から始めています。
上記の違いは下記の通りです。
通常の運動・体操教室 | お受験体操教室 | |
費用 | 安い | 高い |
授業方針 | 通常の体育の延長や先取り | お行儀・指示行動を重視 |
人数 | 大人数になることも | 上限が少ない |
これとは別に、未就学児に関しては何かしら特定のスポーツに特化してより力を入れたい場合は、プライベートレッスンで進めることになります。このようなサービスは高額になることが多く、幼少時は費用対効果からあまり流行りません。一方、年中以降は一定のニーズが生じると思われます。
これらは非常に人気の習い事の一つですが、長期間継続して気づいた事項がいくつかあります。
平日と土日における、生徒の人数差と能力差
実際、平日と土日の授業を出てみればわかるのですが、平日に参加できるご家族は少人数で鍛えられ、どんどん上達します。これに対して、土日の講座はどこも活況ですので、一人当たりにかけられる時間というものは少なくなります。
これは仕方ないですが、週末講座は平日と比較して新しいお子様がどんどん入れ替わり、正直なところレベルが低下したり、進行が遅れて一人当たりの練習時間が少なくなったりします。
これにクレームしても仕方ないので、平日に授業を受けられる場合は習い事をうまく調整して、平日にすべきでしょう。
0歳・1歳は本当に必要かよく考える
以前ブログでお話した論点になりますが、0歳~1歳は本当に体操教室が必要かどうか、よく検討頂ければと思います。
この時期は体操というより「親子で楽しく体を動かす。」という言い方の方がしっくりくると思われます。第一子の場合は何かしら習い事に通いたくなる時期でしょうが、後々必要となる時期にためておいたほうが良いかもしれません。
わざわざ往復して時間とお金をかけてレッスンを受けるよりも、公園でのびのびしたほうが良いかもしれません。この点、下記のような説もあり、納得できる点もあります。
一方、2歳以降は集団行動、指示行動、親離れなど学ぶことが多く、幼稚園受験対策としても非常に有用な習い事になると思われます。
お受験体操教室の必要性
お受験の指導という名目になると、体操教室のお値段が凡そ2倍超に跳ね上がります。サービス原価の面からするとそこまで変わらないはずですが、不思議なものです。儲かるんでしょうね。
通常の運動教室でも、お受験や礼儀も含めて教えようとしていますが、このようなお受験体操教室にはかないません。なぜなら、上述したように普通の運動教室は色々なお子様がいることからどうしても全体としてのレベルは低くなります。一方、お受験体操教室は、同じ目的を共有したご家族が、それなりの金額を負担して通学しますので、高額月謝が一定のフィルターとなり、一人一人のレベルを押し上げています。
なかなかよくできているもので、この住み分けはしばらく継続すると見ています。ただシステム的にはどうしても違和感があります、お受験となるだけで、金額が倍以上になるわけですから。
具体的に申し上げると、通常の運動教室の月謝は1万円以下、お受験体操教室は2万円以上することが多いですね。
いかがでしたでしょうか。
誤解を恐れずに言うと、「特段目的もなく成り行きで土日の大人数の体操教室に通い、数年継続しているにもかかわらず運動が苦手」という方は、今のあり方を見直すのもよいかもしれません。
運動・体操教室は人気の習い事ながら、色々奥深いジャンルではありますので、
今通われている先が長期的に信頼できるのか否か、熟慮いただければと存じます。
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