【2019年】東京学芸大学附属高校の合格者数、辞退及び大学進学実績について

皆さまこんばんは。

学芸大学附属高校の進学実績は学芸大附属小学校志望者にとって非常に気になるところです。
昨年ブログ記事東京学芸大附属世田谷小学校 説明会要旨と国立小の将来でお伝えした通り、学芸大附属高校は横浜翠嵐高校など他校との選択で辞退が多く、少なくとも短期的な見通しはやや厳しい状況です。

とはいえ、今もなお学芸大学附属高校は多くの東京大学合格者を輩出する難関校で、附属小学校は人気の国立小学校です。今年どのような結果になるか注目していました。

目次

東京学芸大学附属高校の合格者と国公立高校の辞退

本年は学校側から下記のようなアクションがあり、合格者も動きがありました。
具体的には、ホームページに下記のような記載をしたうえで、合格者を絞っています。

入学辞退について 

10 月 6 日(土)に平成 31 年度の生徒募集要項(一般中学生用)(以下、要項と記載)の配付を開始し、ホームページに公表しました。その後、特に入学手続き完了後のいわゆる「入学辞退」に関する質問が多く寄せられましたので、改めてご説明いたします。 要項 3 ページの「8. 入学手続き」に、 「注意事項 ①入学料が納入された時点で、入学手続きは完了となります。」とあります。従って、入学料納入後は、要項 4 ページの「9. 入学予定者オリエンテーションおよび保護者説明会」の「注意事項④」にある「入学手続き完了後、保護者の転勤にともなう転居等」のやむを得ない事情が生じた場合以外、他校の合格等の理由による入学辞退があることは、本校としては考えておりません。

簡単に要約すると、「2月21日の入学手続が完了した後は、引越し等のやむを得ない理由がなければ辞退しないでください。」という念押しです。考えておりません、という言い方はそれなりに考えた表現と推察します。

一般入試は昨年は684名の受験者に対して344名合格だったのに対し、今年は884名の受験者に対して160名の合格者と発表されています。今回も追加合格は出た模様ですので、これをもって昨年より難化したとは簡単に言えませんが、受験者が増えたのは事実で、学校にとって喜ばしいことですね。受験者が増えないことにはどうしようもないので。

巷では追加合格が日比谷の辞退者に影響を与えたとかいう噂もありますが、日比谷の方はそもそも辞退者自体は少数派であり、推定はできても結論づけるのは難しいと思われます。日比谷と学芸大附属の比較は非常に難しいですね、贅沢な悩みですが。

私は日比谷ほどではないですが、偏差値的に戸山と同じぐらいの公立高校出身です。およそ25年前と昔になりますが、この頃は公立を蹴ってよいという発想はありませんでした。なぜなら、すべて学校内の限定された範囲の、いわば慣習に従って意思決定するほかなかったからです。

今はSNSが広がり、親の転勤など「やむを得ない事情」があったときは辞退できること、実際に辞退者がいるので辞退できることが事実上明確になり、公立高校は対応が大変かと思います。

この流れは期限設定など新しいルールを明確に設けないと止まらないと思います。追加合格のドミノで、追加合格と辞退が波及していくことになりますが、その辞退も時間が進むに従い、卒業式前後や入学式の直前で、、となると流石に問題でしょう。

東京学芸大学附属高校の大学進学実績

途中経過ながら、学芸大附属高校の進学実績が公表されています。
3月10日時点で、わかいやすい指標となる東京大学の合格者は45名です。昨年は49名合格でしたので、どうも上振れそうですね。他の大学も途中経過としては悪くありません。また随時更新したいと思います。

 

 

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