皆さまこんばんは、WASABIです。
小学校受験で行動観察は頻出ですが、気をつけるポイントはいくつかあります。
今回、「人のお話を聞く」にフォーカスを当てます。
人のお話の聞き方については、お受験幼稚園や幼児教室で教えてもらえる内容ですが、ご自宅でも実践できます。
年中~年長になると、多くのお子様は非常におしゃべりです。このため、しゃべりたいがために、人の話を遮って話そうとすることは非常に多いです。
この点、遮って話してしまう子が多数派ですが、自分の考えを持っているというよりも、自己主張が強すぎて敬遠されるリスクの方が高いです。
よくあるパターンが、行動観察時、グループで相談して物事を決める場合。
自分の意見を押し通したり、他の人の話を聞かない、という子は必ずいますが、こと小学校受験においては望ましくありません。
ここで大人の対応を見せれば、「きらりと光る」子になります。
小学校ですから、難しいながらもハードルは高くありません。
「自分の考えも行って、人の話を聞き、お互いを尊重する雰囲気」が作れればそれでOKです。
このためには、下記を意識すれば良いです。
・他の子が話しているときは最後までお話を聞く。(多少相槌をうてばなお良し)
・他の子へむやみに反論しない(本来悪いことでもないが、受験上はリスクが高い。)
最後まで話を聞くという点は非常に大事ですが、下記のように、トレーニングで身に着きます。
・家庭内では、家族全員が最後までお話を聞くように心がける。
・父親がわざと話の途中で話し出して、それを母親が注意する(逆も可)
子供は、自分自身が叱られるとすねたり泣いたり反抗したりと
やっかいなことがありますが、第三者が叱られるのを見ると、見事に
学習します。このため、親がわざと実践して、注意して見せるのも効果的です。
言われると簡単なのですが、実践できているご家庭は少ないようです。
単に意識していないだけと思われます。たまに意識して頂くと、
お子様に良い影響を与えるでしょう。
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