皆さま、公認会計士という職業をご存知ですか?
皆さま、売買している上場株式は公認会計士が必ず監査とチェックをして、その後に世に送り出されます。会計士の仕事はそれだけではなくて、一企業で経理・財務をまとめる会計士もいれば、独立してフリーで働く方、税理士事務所を立ち上げる方もいます。
この資格、合格するまで結構苦労しますので合格までいくのはわずかですが、学生時代までに並行して勉強する過程自体が、大学受験の優遇や、長く続く社会人生活においてプラスになります。
よく雑誌や本屋で、課長レベルに求められる会計力に関するテーマの書籍が目に入りますが、あれは簿記2級レベルの知識を土台にした実務のお話が多いです。会計は積み重ねなので、何もやってこないと英語と同様リードされ、付け焼刃では後に逆転することは難しい。
資格取得まで頑張れば、年収は概ね10年以上の経験で、1,000万円程度を期待できる仕事です。(独立した方はもちろんピンキリですが)この仕事の良い点は、自分で働き方を選べることです。
例えば、妊娠時にチームを抜けるとき、これは代わりに誰かしらをチームにアサインするだけの話なので、ここで気遣いは不要です。通常、惜しまれつつ監査チームでかなりお祝いしてくれます。
また、出産後戻った時、子供が小さい場合は良い条件で時短で入れます。ここで都合が良いのは、監査チームで責任を負う立場にも通常ならず、頼れるNo.2として気楽に仕事ができることです。
出世においても高次元で男女平等が保たれているので、先日話題になった医大のような差別はありません。ワークライフバランスが保たれる点で女性に優しい資格と考えています。
勉強する過程、資格取得のいずれにおいても一定の効果が期待できる資格ですが、この勉強の過程で関係する主要科目が簿記です。
皆さま簿記2級などお持ちの方が多いと思います。この資格は経理の入り口として重宝されますが、資格取得のタイミングは大卒ですと、大学以降の方が多くを占めます。
簿記2級の試験範囲は非常に狭いため、勉強開始のタイミングが遅いと非常にもったいないです。大学受験も影響していると思います。大学入学時点で2級程度の資格(というか能力)は取得しておいて、大学生活開始時点で、子供に会計士・税理士の選択肢を準備してあげるのも一つの手ではないでしょうか。
このような観点から、小さいうちから学習しておくと後で差がつく簿記会計の考え方を今後ご紹介していこうと思います。
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