コロナウイルスに囲まれる東京都内の日常生活:ついに周りでも37度以上の発熱がある方が発生

今日は日記です。

東京では一日当たりのコロナウイルス感染者が100人を超えましたが、3月の港区の感染者数は39名とのことでした。一方、明日8日にも政府による緊急事態宣言が発令されようとしています。この状況下で、東京のリアルな現場を綴っておきたいと思います。

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マスクは依然買いにくい

直近ではマスクの着用率は上がり、電車内などの密集地域では8割~9割程度まで上がってきました。

マスクの転売防止が義務付けられてからマスクが買いやすくなると期待もしましたが、未だお仕事をしている方が購入するには厳しい状況です。

確かに薬局に開店前から並べば買えることもしばしばありますし、午後早い時間帯で、不定期で店にマスクが並ぶこともあります。
しかし、1回で買える枚数は1袋数枚のケースが多く、結果として毎日のように並びに来る方がいるのも事実です。安定して買えるのは時間的余裕がある方に限定され、毎日仕事がある方にとっては厳しい状況です。推測になりますが、定期的に購入できる方はマスクが自宅にどんどん蓄積され、購入できない方は、高額のマスクをネットで購入するか、マスクなしで過ごさざるを得ない方も多いのではないでしょうか。

マスクをしている方が圧倒的多数になると、していない方を村八分的な思考で叩く傾向が出てくるかもしれません。
している方としていない方のトラブルも今後増えてきそうです。

潜在的なコロナウイルス患者数

このような状況下の中ですが、現状、潜在的な感染者数は増え続けていると思われます。

事実、周りでも37度以上の熱がある方、空咳が出る方が増えてきました。
このような方も、37.5度という基準を満たさなくては検査を受けたくても受けられないのが現状です。

この場合、自宅待機や、もっと症状が軽ければ、それぞれの職務を継続することになってしまいます。
自宅待機ですと、この状況下で家族が一緒に住むことになります。コロナと診断されたわけでもない状態であれば、完全隔離されることなく、家庭内での感染が進む恐れがあります。
オフィスであれば、無症状のまま拡散してしまう恐れもあります。中には、自らが感染者であることによる混乱を恐れて、無症状のリスクを申告せず過ごす方もいるでしょう。

通勤時間帯の満員電車はやや緩和されましたが、程よく人がたくさんいる状態は変わりありません。
夜になると、相変わらず居酒屋で飲んでいる酔っ払いはまだまだたくさんいます。慶応病院で研修医の食事会やカラオケによる集団感染が報道されましたが、病院でも院内感染やクラスターの事例が報告されています。このため、悪条件がいくつか重なれば容易に感染が広がっていくはずで、それだけの感染者は都内に確実にいます。

日中の公園はというと、結構人がいます。こちらは議論が分かれるところですが、緊急事態宣言が出されたら、できるだけ自粛すべきということになるのでしょうが、公園を禁止するとは考え難く、一定数の人は公園で運動することになるでしょう。

 資金繰りを助ける融資制度は比較的手厚い

中小企業をいくつか見ていますが、世の報道通り、多くの企業が自助努力では立ちいかなくなっています。

これを受けて、公庫や商工中金などで非常に優遇された危機関連融資を打ち出しています。メガバンクでもこちらに誘導している節があり、非常に多くの企業が殺到しています。

内容は最大5年元本返済の必要がなく、売上減の条件を満たせば利子が3年間一定期間実質ゼロになるというものです。返済期間も10年以上になり、返済も楽です。

一回分の融資目安は前年同月の売上減少額の半年分を参考にすると良いでしょう。
周りに困っている業者さんがいたら紹介してあげてください。

幼児教室は難しいかじ取り:我が家もしばらく自粛

小規模幼児教室は、時流を読んでお休みした場合、正しいことをしているはずですが、追い込まれていくことになります。
特に小学校受験ではまったなしで、授業をお休みした場合、収入がなくなるばかりか生徒は他に流れていく恐れがあります。

事実、小学校受験塾は学校のお休みが始まった時、一定期間休講にしましたが、後に事態が収束どころか悪化したにもかかわらず、
多くの教室で我慢しきれず再開しています。

この矛盾は営業的側面でしか説明できませんし、異常な状況下でこの判断を個人的には責めることもできません。

小学校受験的にはこの時期に通学しないのは手痛いのですが、我が家では感染拡大を受けて、指示通りしばらくお休みすることにしました。

 

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