テレビの時間は幼児教育に悪影響?

皆さまこんばんは。
今回は「テレビ」について、幼児教育に与える影響をデータから考察したいと思います。

まずデータから。下記は総務省の2012年~2016年の年代別、各メディアの視聴時間推移です。ほぼ全年代で、ネットの視聴時間が毎年伸びていますね。テレビは10代で減少していますが、その他はそれほど減少が目立たず予想外でした。

テレビ視聴時間の推移

出典:総務省 平成29年 情報通信白書

10代ですと2012年はテレビとネットの視聴時間はほぼ同じでしたが、2016年は1.5倍にまで差が広がっています。これにより、勉強にあり方にも影響を及ぼしているはずです。

この内訳をみると、2016年の10代、20代は8割がたモバイルで、PCやタブレットは少数でした。このサイトにお越しいただいている方も8割程度モバイルのようです。
モバイルにかける時間も年々増えていますが、これは想像しやすいですね。この年代ですと、多くはゲームでしょう。アプリで勉強している方もいるでしょうね。

このように学生はテレビにかける時間が減っていることがわかりました。
実際のところ、よくテレビは見ません、という方を多く聞きますね。親戚でもテレビを持たない家庭がいますが、小学生ながらtik tokにはまって大変と困ってました。結局携帯にはまってしまうパターンもあるようです。

この点、ネットの幼児に与える影響については、色々な使い方があるので検討は避けますが、テレビはどうでしょう。私はマンガだけでなくテレビもかなり見ていましたが、、、。

しかし!!テレビがネットと決定的に違う点があります。
テレビはあくまで受動的で、全てにおいて終わりがあります。
同サイトにある別データによれば、19時から22時に視聴者が集中していましたが、30分、1時間などは気分転換に良いでしょうね。強制的に終わるので、この後勉強に取り組むのであれば後に引きずることはありません。

少なくとも、終わりのない携帯アプリにはまるよりはずっとましでしょう。テレビでは、情報番組、アニメなど学ぶことも多いですからね。

確かにテレビを見ている間、一側面だけ見ると、勉強をしないことで機会損失があるのかもしれません。しかしながら、その時間を有効活用しない限りプラスには働きません。

また、意外に良いと思うことは、「適度にテレビを見て皆と話を合わせられること」は、学校ではもちろん、大人になってからも、話を合わせたり、話題を提供したり、色々な面で役に立ちます。将来業界に関わるあらゆる仕事、でいうとどこで関係してくるかわかりません。
テレビを見ないことで色々な面で視野が狭くなるというと言いすぎでしょうが(私も最近見れていないので)、そもそも何も知らない、というのは色々損をしそうです。

このため、幼児教育の観点から、幅広い常識が得られるツールしてまだまだテレビは有益で、リスクも限定されたメディアであると私は認識しています。

あ!ここに来ていただいている方の多くはネット派ですね。ネットなのにテレビを長々と褒めるとは、、、ここまで書いてようやく気づきましたが、他意はございませんのでお許しを。。。



 

 

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次