公文の通信学習(在宅学習)ってどうなの?:合う子、合わない子の特徴

公文コロナ休講中の大量の宿題

2020年3月より2か月経過しましたが、公文教室は通学ができない状態が続いています。
継続する場合は通信による在宅学習が勧められています。休会受付の案内も来たりして、公文も大変な所。

現状、コロナの影響で全国の60万人もの公文生の多くが在宅学習に切り替わっていますが、一方で通信学習ブームで、新たな公文式の在宅学習ニーズもあるようです。

今回、公文式の在宅学習につき、正直な感想をお話します。

目次

公文の教材の信頼性・実績

まず、公文式の信頼性自体は高いです。
東大生の〇分の一が公文生だった、というお話をよく聞きますが、少なくとも相当程度が公文生だったのは本当です。
新しい教材がリリースする場合、口コミで公文はよく批判の的にされますが、それは公文が十分な実績があるので対象としやすいためと思われます。

公文は徹底的な反復学習を行いますので、プロセスを重視する新学習指導要領とも比較にされがちです。しかしながら、物を考えるのは、まず基礎が十分になってからでも遅くありません。

成績を伸ばすカギは先取りによる自信と学習習慣

公文を効果的に活用すれば、成績は伸びます。
このキーは、できるだけ早期に始めて、自分の学年より適度に先へ進むことです。

これにより、学校の学習でつまずくことが、まずなくなります。
これは子供の学校生活に非常に大きな影響を与えます。

学校の授業についていけないと、当然勉強はつまらなくなるわけですが、できるという自信は
勉強への好奇心にもつながります。

また、日々の学習習慣の定着にもつながり、公文を終えてからもこの習慣は役立ちます。

合わない人もいる

ここまで公文式を持ち上げてきましたが、公文には合わないひともいます。
公文は、学習効果の理論よりもまず実践を求めるところがあります。

このため、細かいロジックよりもまずは進めなければ始まらず、
ある程度自分を律して宿題をこなす忍耐がない方には不向きです。

公文の教材は反復学習を伴いますので、正直、やっていてつまらない声もあります。
これはある意味的を得てて、計算手順も丸覚えみたいなところもあります。

このような指針に疑問を抱く保護者もいますし、なかなか鉛筆が進まない方も多いです。

この結果、宿題がなかなか回らなくなり、休みがちになると、公文の効果も半減してしまいます。

在宅学習は??

このような公文式の在宅学習ですが、通学と比較すると、少しデメリットが目立ちます。
公文は定期的に教室で勉強し、自宅で予習復習するという継続学習がキーですが、在宅学習では、このやり取りがなくなります。

よって、関係なく自学自習できる方であれば何ら問題はないのですが、教室での学習がない分、より強く自分を律する必要があります。教室であれば教えてもらったり、切磋琢磨するお友達がいますが、在宅学習であればそれもいません。

また、自分で学習することが多い分、親のサポートも欠かせなくなります。

このため、上述したように、教材の質は確かで、内容も十分ですが、こと通信教育に関しては、自学自習で完結できる通信教育専門の教材の方が、分があるかな、、というのが本音です。

公文の在宅学習に合う方・合わない方

公文に合う方
・親が公文をやっていて、理解がある。
・勉強習慣をつけさえたい。
・早期先取り教育をさせたい。
・お子様の勉強に対する自信をつけさせたい。

うち、公文の在宅学習に合う方は下記の通りです。
・お子様が忍耐強く、自分で机に向かうことができる。
・保護者が子供に教える時間を取れる。
・公文が近郊にない、多忙で通学できない。

また、公文の通学が合う方は下記の通りです。
・公文の学習効果を最大限得たい方。
・お子様が机に向かう習慣をつけさせたい方。
・公文をやりたいその他一般

ざっと書きましたが、伝わりましたでしょうか。
これらの理由から私は公文式は良いと思いますが、在宅学習はちょっとな、、、と思う派です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次