【小学校受験】冬眠する動物・生き物の一覧と考え方

今日は小学校受験視点で冬眠のお話をしたいと思います。

上図は我が家で冬眠中のトノサマガエルです(2022年も健在)。運よく、下から撮影できました。
画像は冬眠中で痩せていますが、横に傾けると動きます。

どのように土に潜るかと言うと、後ろ足で砂を蹴って後退して、器用に土に潜って、できる限り何らかの蓋をします。
顔が出ていることしばしば。カエルは皆さま好き嫌いはっきりしていると思いますが、じっと見据えた表情はとても可愛らしい。

気温が下がって冬眠前後になると、目が小さくなって眠そうな顔をします(下図、木材の下の蛙ご参照)。
温かい日は頭突きで地上に出てきます。乾燥しないように密封空間を好むように感じます。

また、春先にカブトムシの土を変えている途中、ガリガリに痩せたハナムグリが目覚めました。
実際に飼わないと気付きにくいですが、カブトムシは越冬せず、クワガタやハナムグリは越冬することがあります。
死んだように縮こまり、羽までもがちょっとへっこんでいるように見えますが、触るとむくりと起きます。

このような「冬眠」らしき活動は、冬眠なのでしょうか。
冬眠の本当の定義は、日常使う意味とは少し異なり、下記のように定義されます。

冬眠とは、季節的な低温に対して動物がとる生活を休止した状態のことを言います。
蛇などの陸生の変温動物や、ハリネズミ・ヤマネ・コウモリなどの恒温動物にみられる。クマなどの冬ごもりは体温低下がわずかで、睡眠状態に近い。(goo 国語辞書より)

端的に説明すると、冬眠は哺乳類と爬虫類の一部が、冬季の飢えを凌ぐためにエネルギーの消費を減らすための生活休止状態をとることをいいます。

この点、小学校受験において冬眠する、しないの区分理解は、仲間外れ問題、常識問題で必須ですが、抑えるべきものは多くありません。

なぜかというと、冬眠は上記ハナムグリのように、越冬と冬眠の区分があいまいなものも含むと、答えが世で定着し、明らかであるものしか小学校受験で出題できません。また、同じ動物の中でも、全てが冬眠するかというと、そうではなかったりします。

よって、出題できる生き物の範囲は自ずと限られ、ズバリ出しやすいものは、過去に出題実績がある生き物ということとなります。

今回、受験上抑えるべきものを下記に挙げておきます。

目次

小学校受験で頻出の冬眠する動物・生き物

主観が入りますが、出題可能性が高い順に下記並べます。
下記を抑えれば、ほぼ小学校受験の出題範囲は抑えられたことになるはずです。

・蛇
言われてみれば、という方も多いのではないでしょうか。卵で産まれるという点も併せて、小学校受験で頻出知識です。

・蛙
蛇と併せてツートップの一角。非常によく出題されます。
オタマジャクシとの違い、肉食(動く虫が好き:動画はこちら)であることも併せて抑えます。

・リス
クマと比較して抑えたい冬眠する動物です。

・カメ
こちらも冬眠しますが、出題率は蛇と蛙には劣ります。

・コウモリ
コウモリも冬眠しますが、絵で判別しがたいため、出題率は落ちます。

・ネズミ
ネズミも冬眠するカテゴリに入りますが、全てと言われると微妙で、出題率は落ちます。

・トカゲ
トカゲもまた冬眠しますが、こちらもコウモリと同様、出題率は落ちます。

まぎらわしい動物

・ウサギ
ウサギは冬眠しません。小学校の飼育などでイメージして頂ければと思いますが、冬も活動します。
世のウサギが全てかというと何とも言えませんが、出題されると迷ってしまいますので、
小学校受験上は冬眠しないと理解しておきましょう。

・クマ
こちらは皆さま、ご存知でよく知られています。但し、上述の定義の通り、厳密には冬眠というより「冬ごもり」です。
このような言葉の解釈の関係で、クマの冬ごもりは常識でありながら、出題される可能性は微妙と考えられます。
結論として、「冬眠ではないけど冬ごもりする動物」として抑えられればベストですね。余談ですが、ヤングジャンプの人気漫画、「ゴールデンカムイ」1巻にも、クマに冬ごもりの表記が丁寧に書かれていました。

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