【小学校受験】植物(草木・花)と季節・葉・根・種・実を抑える:おすすめフラッシュカード教材2点

しぜん博士 理英会

今日の論点は小学校受験の頻出、植物論点攻略法です。

目次

季節

実際の試験において植物論点は頻出で重要論点となりますが、季節まで抑えるとなると、意外に差がつきます。
この理由は、桜、アサガオ、ヒマワリやイチョウなど、超頻出のものは幼児教室などで常時出題されるので皆できるのですが、少しレベルを上げると、フラッシュカードなどで特段の対応をしていないとできないことが多いためです。

こちらは復習も入れて2,3日でマスターできるので抑えたほうが良いです。
この点、植物は頻出でありながら、重要性の差が大きいので過去の出題実績や位置づけから重要性をA、B、Cランクなど、分類するとわかりやすいです。

下記は参考として私の基準ですが、必要に応じて加工頂ければと思います。

A絶対に落とせないアサガオ、アジサイ、アブラナ、アヤメ、カキ、キク、コスモス、サクラ、シクラメン、スミレ、スイカ、ススキ、タンポポ、チューリップ、ツクシ、ドングリ、ナズナ、ヒマワリ、ヘチマ、ミカン、モモ、ユリ、リンゴ、イチョウ、カエデ(モミジ)、ウメ、カーネーション、クリ
B難関校で差がつくオシロイバナ、キキョウ、キンモクセイ、クロッカス、サザンカ、シロツメクサ、スイセン、ダリア、ツバキ、ハギ、バラ、パンジー、ヒアシンス、ビワ、フクジュソウ、ポインセチア、ホウセンカ、マツ、リンドウ、レンゲソウ、ヒガンバナ、ヤマブキ
C出題可能性は低い(埋没)イノコヅチ、オオイヌノフグリ、サルビア、ジンチョウゲ、ドクダミ、ヨウシュヤマゴボウ その他、、

Bランクに記載しているもので、これはAだろうと思われるものがあるかもしれません。
しかし、今回お伝えしたいことは、AとBの厳密な区分ではなく、Aはまず確実に抑え、Bのカテゴリにあるものまでカバーし、Cはやり過ぎには注意ということです。

この手のお話を中途半端にすると誤解されがちですが、小学校受験という目的のために学習する以上、図鑑を平均的に眺めるよりも、ポイントを絞ってある程度の強弱をつけて勉強すべきです。


実際に出題されてきた過去問やその対策である模試で言うと、出題される可能性があるのはAとBで、特に差がつくのはBです。私見で恐縮ですが、出題されるのはAで凡そ8割強、Bで1~2割といった印象です。Cは数%以下で埋没問題と考えます。

資格試験でも大学受験でも、塾講師で教えてきた学生にも共通するところですが、上位に入る合格者は、できるところを確実に抑えて、できないところはスパッと切って勉強します。大学受験では最終的にマニアックな英単語の記憶に走る方がいますが、これは今も昔も悪手です。実力者は自分の知識から発展させて単語を類推したり、応用問題を解いたり、取捨選択する能力に長けています。

これはどの試験も同じで、マニアックな論点は捨てる勇気を持ち、余った時間を絵画や図形の研鑽など頻出論点に使った方が合格可能性は高まります。

花・葉・種・根

次に抑えたいのが、上記Aランク中心に花、葉、種、根、実の対応です。
2021年度の試験問題をざっと見ましたが、やはりこの関係を問う問題が散見されています。

問題を出しやすいので、皆さん結構解けてしまい、出題されたら差がつきます。

タネの大きさなどを問う問題も過去にありました。
さくらんぼ、スイカ、カキなどのタネの大きさを問う問題。良問ですよね。

我が家で使っているフラッシュカード2点

植物論点を抑える観点から、我が家で使っているフラッシュカードは2点のみです。
フラッシュカードを2点使っているのは、絵柄が変わっても特徴を捉えられるようにするためです。

キキョウとリンドウは結構苦労しましたが、違う種類のカードを用いることで、葉っぱに特徴があるな、
など子供なりに気づきます。ただ、これも保険であって、試験に出る可能性はやや低いかなと見ています。

結果、下記2点のうち、上記AとBに相当するものを抑えれば、植物の名前と季節は一応の完成となり得点源となります。

しぜん博士 植物のなかま(理英会)

しぜん博士 理英会

小学校受験を主目的として作成しているため、季節の解説など、細かいところの説明が行き届いています。
種類も50種類あり、更にクイズ形式のカードもついており、理解度チェックもできます。

但し、サクラがある割にイチョウやモミジなどなく、木と草の分類がやや曖昧という印象も受けました。
また、季節の分類が複数の季節に渡るものも多かったですが、受験上は混乱を招きます。
正しいことを言っているんですけどね。

しぜん博士【植物のなかま】 (理英会のお勉強カード)

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花と木カード(くもん出版)

花と木カード くもん出版

上記理英会の補完に最適です。
こちら31種類しかないのですが、25年に渡る伝統的なベストセラーで、色々な方の目に触れた教材です。

理英会の教材にない木のカテゴリ、違った視点での絵のタッチで、理英会と併用することで植物カテゴリを確実に抑えることができます。また、上図の通り、春、夏、秋、冬を明確に言い切ってくれます。

理英会のカードと併用することで、両者の痒い所が解消されます。

花と木カード (くもんの自然図鑑カード)

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山田卓三
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