今年は2月から5月にかけて、コロナウイルス拡大により小学校受験業界も混乱しました。
ゴールデンウイーク明けから一部教室は通学を開始していますが、
これまでお休みなった分が振替になったり、圧縮されたり、オンライン授業が開始されたり、家庭教師が流行ったり、
何が主流なのか、わかりにくい状況が続いています。
今回、特殊な事情を踏まえ、これらの情報を一覧にまとめて比較検討してみたいと思います。
大手・中小幼児教室と小規模個人塾・家庭教師、オンライン授業の比較
1分当たり費用目安 | 情報の信頼性 | 融通・ケア | 口頭試問 | 集団活動対策 | コロナリスク | |
大手幼児教室 | 100円~200円 | 高 | システムに従う | あり | あり | 直前期注意 |
中規模幼児教室 | 80円~200円 | 学校による | 手厚いことが多い | あり | あり | 直前期注意 |
小規模個人塾 | 80円~200円 | 属人的 | 手厚い | あり | あり | 直前期注意 |
家庭教師 | 100円~ | 属人的 | 手厚い | あり | あり | 直前期注意 |
オンライン・動画配信 | 無料~200円 | 教室規模に従う | 教室規模に従う | なし | なし | なし |
オンライン・双方向 | 無料~200円 | 教室規模に従う | 教室規模に従う | ややあり | なし | なし |
オンライン・家庭教師 | 80円~ | 属人的 | 手厚い | あり | なし | なし |
それぞれ一長一短ですが、まずは通学・通信に大きく分かれます。
通学における幼児教室に関して、大手は組織力に優れますが、一般に費用が高いです。一人一人に対するケアも手厚い一方、システマティックな一面もあります。願書添削の数が決まっていた李、費用がかかるケースもあります。
一方、中小は特定の学校に強かったり弱かったりするものの、時間外の手厚いケアが目立ちます。中小だから費用が安いというわけでもない点がポイントです。一点集中で得意分野をもっている傾向があります。
これら通学系の幼児教室では、多くの学校で頻出であった5人一組のグループ行動観察の対策ができるという特徴がありますが、一部学校のオンライン説明会で問題の変更が既に示唆されています。
よって、現状は幼児教室で重視すべき対策は今年は変わり、ペーパー、口頭試問、個人のお行儀などの優先順位が上がる、ということになるでしょう。オンライン説明会や面談も始まってますので、場合によってはオンラインを通じた場慣れ、話す練習も必要となります。
この点、最近ママ友ラインでは、オンラインの授業の質、比較や小学校受験家庭教師が話題になっています。
オンラインの授業でもペーパー、双方向の授業であれば口頭試問の練習は十分に積めます。
オンライン授業は費用面に優れ、しながわ目黒こどもスクールに至っては無料授業を展開しており、1,000人以上の登録者を集めたとのことで、小学校受験生のママ友ラインで話題になっています。受講者数に限りがあるので倍率も高いですが、無料なのに更に増設されたりして、大阪の知事の如く受験生の支持を受けています。
また、家庭教師も1対1ということでコロナの心配が緩和され、人気があります。
自宅に来られるのは嫌だったのですが、オンライン対応の小学校受験家庭教師を見つけたので、我が家も密かに続けています。
娘も対面だと練習を積んでいるので話せるのですが、オンラインですとやや固まる傾向が見受けられました。これを修正していきたいと思います。
コロナの心配が不要なオンライン系は直前期になると更に人気が高まると予想しています。
なぜなら、もう試験も近くなってきましたが、直前の体調管理は寒くなり始める時期で、例年風邪に気を付ける時期だからです。
例年は体調悪くても受験ができましたが、今年はたとえコロナでなくても、風邪の症状が見られれば
受験できないということになるでしょう。このため、直前期に気にせず仕上げができるオンライン授業の確保は非常に重要となってきます。
皆さま、あと少しがんばりましょうね!
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