当ブログも娘の成長に伴い、遂に本格プログラミング教材を始めました。
NTTドコモが制作に携わり、アプリによって本格的なプログラミング操作が行えるembotです。
こちら、段ボールでできたキットを組み立て、サーボモーター、LEDライト、ブザー、これらを制御するメインボードを、別にインストールしたアプリを使って、スマホやタブレットで自由に動かすことができます。
この教材で特徴的な点は、段ボールという極めてアナログな素材を使って、プログラミングという最先端の学習ができるという点です。最初の段ボールを使ってキットを組み立てますが、この過程は極めてシンプルです。
幼児でも保護者に教えていもらいながら作れてしまいますし、小学生であれば低学年でも作成できてしまいます。
プログラミング教材は、プログラミングって何?レベルから入るご家庭にとって敷居が高く感じがちですが、
この教材は極めてシンプルで、無理なく学べると言うことで非常に自由で使う子供を選ばない教材です。
Embot(エムボット)の本当の推奨年齢
エムボットは段ボールでできたネコ型ロボット?ですが、娘と作ってみて感じたことは「自由」です。
素材が段ボールですので、使えば使う程ボロボロになっていくでしょう。
しかし、本質は段ボールではなく、それを動かすプログラムです。
このため、まず段ボールを組み立てる際は、是非失敗を恐れずにお子様にさせて頂ければと思います。
なお、対象年齢は8歳が推奨ですが、組み立てであれば、5歳程度でも十分できます。
一方、4歳は個人差があるので何とも言えないところですが、アプリを使った操作が難しいので
少し早いかなという印象です。
このため、私が考える本当の推奨年齢は下記の通りです。
3歳以下・・・まだ早い
4歳・・・キット作成・組み立てのみ一部可
5歳・・・キット作成・組み立て・プログラミングのレベル1は可
6歳~・・・段階を追って、全て可
幼児が作るエムボット
エムボットの制作キットは下記のような構成で届きます。
キットの土台となる段ボール素材3枚と、基盤となるメインボード、両手の付け根部分となるサーボモーター、光るLEDランプ2つ、ブザーです。
制作が完成するまでの時間は、中学生以上であれば実に1時間未満、小学生で1時間~2時間、幼児であれば手伝ってもらって数時間といったところです。
作り方ですが、下記の手順で作っていきます。
頭部分
身体の前半分→ライトをつける
身体の後ろ半分→メインボードを載せ、サーボモータをつなぐ
両手→サーボモータをつなぐ
両足
この点、つなぎ方を間違えない限り、比較的自由にやらせても問題ないと思われます。
折る場所を間違えたり、破れてしまったり、それもまた良い経験と思います。
後述しますが、我が家も全て娘にしてもらったので、結構ゆがんだり破れたりしてますが、味のある作品になりました。
上図の左下が頭部分、右下が体後ろ部分です。
この中にメインボードを入れ込みます。
左上に見えるのは、後に装飾しようとしている粘土で、附属品ではありません(笑)
色んなデコレーションを自由にできるのもこの教材の特徴です。
メインボードは上図のように入れ込みます。
やることは極めて単純で、単4の電池を4つ入れて、放り込んで、サーボモーターを2つつなぐだけです。
なお、後ろから見るとこんな感じです。ひょっこり見えるのが電源ボタンです。
後ろで娘も頑張って作ってます。
次は体の前半分に取り掛かります。
上図は体の前半分です。LEDライトを差し込みます。これもケーブルをメインボードに差し込み、
段ボールの切れ込みで段ボールを固定するとくっつきます。
次に、両腕と両足をくっつけると、ほぼ完成です。
上図は頭を載せる直前。後ろで最終調整を娘がしています。
これをすっぽりかぶせると、一応の完成です。あとは耳をつけたり、自由度が高いアレンジが広がっていきますが、
必須の準備としてはこれで終わりです。
どうです?
笑っているようにみえるのは、実は娘が破いてしまったから(笑)
糊付け補強したので上図のような顔になっています。頭のところに折り目がありますが、ここも間違って折ってしまったからです。
でも、試行錯誤して作成することで、娘にとっても非常に良い経験になりました。
たとえ多少間違ってしまっても、プログラミングロボットを動かしている教材がたまたま段ボールということにすぎないので、
違うものに代用も可能です。
慣れてきたら色々試してみると良いです。
エムボットで学べる事
この教材としてできることとしては、これからが本番です。
何ができるかという点では、本当に自由です。
どこまでできるのか、をプログラミングを学びながら実践していくと良いです。
このネコ型ロボットを使って絵を描いてもらったり、お茶を入れてもらったりのほか、
サーボモーターさえあれば、踏切の遮断器など、全く別のシステムを構築することもできます。
これは創造性によるところですので、子供の方が良いアイデアがぱっと思いつくかもしれません。
ホームページに日本中の子供たちが取り組んできた内容が掲載されているので、参考にしていただければと思います。
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