娘は現在年少ですが、2保受験をしませんので、小学校受験の可能性に備えて、調査、準備を開始しています。
年少の秋から年中初期にかけて、一般的には小学校受験の標準的な開始時期です。
これまで色々な幼児教室へ通っていた関係で、色々な「ご紹介」による個人塾の幼児教室へのお誘いが目立ってきました。
ご紹介者が中心で運営される小規模お受験教室
大手・中小の幼児教室の先生と、個人塾の先生はよく繋がっています。個人的な信頼で結びついているのか、紹介料の有無はわかりませんが、とにかく多くはこのルートです。
個人塾では幼児教室でサポートしていない一部の取り組み(運動、リズム、絵画など)に特化して、指導を行うこともあります。
最初に感じた印象は下記の通り
- えらく高額。
- 紹介を通じて入会する、鎖国レベルの閉鎖性。
- 心付け的なものの相場が不明。
- ホームページが簡素。お問い合わせはあるが、入会に関する入口がない。
- 進学実績はとりあえず良い。(人数比換算)が掛け持ちの予感も。
- 紹介のため、一度お会いしたら断りづらい
裕福なご家庭は予算を気にしませんので、どんどん入り込んでいくようです。
これまで通っている幼児教室に加えて、ということになるので、超高額になると思いますが、小学校受験恐るべしですね。
お声掛け頂けるのは嬉しいですが、受験を決めたわけでもなく、国立小学校の情勢も不透明なので、まだ様子を見たいところです。
実際に見学してみましたが、先生は実績あり、特定の学校の情報に精通しているように見えました。
お受験教室にかかるコスト
既に通学している方はご存知の論点ですが、お受験幼児教室にかかるコストは通常年少、年中、年長と徐々に上がっていき、総額は膨大な金額となります。
年長ですと、大手お受験教室週2回で月10万程度要するところが大きいのではないでしょうか。
幼稚園受験の頃からそうですが、一回90分や120分の授業を受けるだけで、軽く1万円以上飛んでいきます。加えて、上記のような+αのお誘いが常時あり、選択しないと不安を生むシステムになっています。
あれやこれやで、お受験幼児教育だけで年間200万円近くかかる(考査料やスーツ代など諸経費除く)こともあるようです。他の習い事を入れると目が回りそうですね。
そう考えると、都立中高一貫や公立トップ高はもちろん、公立小学校から難関私立中に合格した層も、小学校受験組よりはずっと親孝行ですね。中学受験のトップ層は全体的に難関大学へ進学する期待値も高いですから。
小学校受験は合格基準もブラックボックスなので、これらの個人系お受験教室の成果を正しく図ることは難しそうです。もともと合格しそうな方をスカウトしていけば、統計的にその中の何人かは合格していくでしょうから、本当の実力はわからない。
例えが悪いですが、どこか相撲協会のような空気感を感じます。どこの相撲部屋(教室)にも所属していないと貴乃花のような立ち位置に晒されるのでしょう。
う~む。頭が痛い。
2021年5月24日追記
好き放題言ってしまってますが、結局通うことになりました。
結果重視で考えれば、終わって見れば良かったということになります。
コメント