今日のテーマは小学校受験における幼児教室選びです。
小学校受験において、難関私立小を受験されるご家庭は、多くが複数の幼児教室を掛け持ちしています。
学校にもよりますが、アンケートでは凡そ半分。合格者になると過半数になると推定します。
大学受験などではあまりおすすめできませんが、小学校受験では新しい環境で経験を積めるので場慣れにつながり、掛け持ちも一定の効果があります。
そして、いくつもの幼児教室へ通いだすと、ご家庭でどちらの教室が合うか判断でき、自分のメインの幼児教室も自ずと決まってきます。
この点、自分のお子様のことを本当によくわかってくれて、親の気持ちもわかっていて、気兼ねなくお話しできる3拍子揃った幼児教室は作っておいた方が良いです。
メインの幼児教室で得られる効果は下記の通りです。
一言でいうと、安心感につながります。
我が家は結構気を遣う幼児教室と言われている幼児教室に所属していますが、お付き合いが長いので、最低限の礼儀を保ったうえで、良い関係を保てています。
よくありがちなのが、追加の講座を取るように促されるケースです。
我が家の場合は言われたことがありません。恐らく、必要な講座だけを取りたい家庭ということが認識されているからです。
他に通っていることもわかってますし、成績もそれなりですし、必要のあるなしは普段からコミュニケーションを取っています。ブログでも書いている通り、「お話の記憶はお金がもったいないから自分でやりますよ!」とか普段から世間話的によく話します。
また、興味を持つ学校が急に増えても、下調べしていなくても気兼ねなく相談できます。
一方で、講習だけスポットで取った幼児教室へ行くと完全アウェーになるので、全く対応が異なるのがわかります。
家族のことも娘のことも知らないので、講座を受けてもいかにも外様な感じで、終わった後も良くて一言二言、当たり障りのないことを先生と話して終わりです。某ペーパー強豪のお教室でもサラリと終わりでしたね。
これは特段嫌われているわけでもなく、アウェーでご兄弟枠でもないご家庭では当然の対応です。
どの幼児教室も、レギュラークラスに長く所属しているお子様に深く接するのは当然の対応です。
いくつか掛け持ちしている方は、どこも中途半端になっていないか気をつける必要があるでしょう。
特にレギュラークラスがなく、長期休暇の講習のつまみ食いになっている方は、色々な場を経験できるとはいっても、論点は歯抜けになり、本当の意味でお子様を見てくれる先生がいなくなってしまう危険があります。
幼児教室に通っている以上、客観的な第三者の目線でじっくりお子様を見てくれる方は必要ですので、メインの幼児教室は大事にすべきでしょう。
上記メリットの視点から、メインの幼児教室を選ぶ際のポイントは下記が挙げられます。
このように、一定の信頼性があることを前提に、余計な気を遣わず、子供が楽しいという点がポイントと言えます。
合格実績はあって当然で二の次です。
大手幼児教室でも教室が違うとカラーが異なってきますので、ご自分で色々な教室を回って、年中のうちにメインを決めておくと年長の直前期に、有意義に時間を過ごせると思います。これがぶれていると、直前期でも魅力的なキャッチフレーズの講習に惑わされ、どの講習を取るか、非常に悩ませられることとなってしまいます。
倍率が高い学校をサンプルにメイン率を伺ったアンケートは下記の通りです。
ご参考まで。
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