我が家では「声を出す」、「上手に話す」ことを非常に重視しております。
これは、娘の教育のみならず自分自身に言えることで、課題でもあります。
自分の言いたいことを確実に伝えられる能力というのは非常に大事だと思っていて、得することだらけです。
会議や居酒屋トークのような場のみならず、幼児においても小学校受験で相当な差が出ます。
やはり大きな声というより、「美しく通る声」は聴いていて気持ち良いし、できる印象を与えます。
今回、我が家で取り組んでいる練習を一部ご紹介します。
わりばしで声帯を開く
発声をするときに一番良い口の形は、あくびをしているときの形と言われます。
あくびの状態では、自然に喉や声帯が開き、声を出しやすくなります。
これは、声を出した時に息が抜けすぎるのを防ぎ、バランスよく声帯に空気があたり、響きが良くなるためです。
この練習は至って簡単で、わりばしを二本用意し、割らずにそれぞれ縦(長い方)に奥歯で咥え、発声することです。
この際、歩くと危険ですので、必ず座って行うように注意してあげてください。
最初、「あーーーー」で伸ばし、「あっ」で素早く切って声帯の横の筋トレ、「あ~」と高い声と低い声でサイレンのように繰り返すと、声帯が伸び縮みして縦の筋トレとなります。
これを繰り返すだけで、ベースの声が変わります。
ペットボトルを咥えて声出し
もう一つ簡単な方法がペットボトルです。
まずは大人の方がやってみていただけるとすぐにわかります。私もたまにやります(笑)
空のペットボトルを口にくわえて、四つん這いになって「あーーー」と声を出し続けてください。
ここで、途中でペットボトルの底に声が当たり始めて、反響するのがわかります。
この声が「通る声」です。1分ほどやり続けて、声を出したらまるで別人のように声が変わっていることに気づくと思います。
これは意識せずとも、横隔膜を動かす運動ができるので、腹式呼吸にもつながります。普段、胸式呼吸をしている方ほど、効果を感じやすいです。
お子様でも前後で録音してみて、声が変わったか確かめてみてください。
変わっていたら効果があったということです。繰り返すと地声も変わってきます。
ハンガーで姿勢作り
ハンガーを使って、正しい発声ができる姿勢と共に、安定した声を出すトレーニングができます。
ハンガーをさかさまにして、背中に回し、両腕で抱き込むように自分の背中を押します。
「あっ」などと声を出しながら、手前に両肘を押し出すことを繰り返すと、自分自身のあるべき姿勢がわかるとともに、
自然と勢いが出る声になります。見た目も大事ですから、非常に有用なトレーニングの一つです。
つまようじで歯切れよく話す
唇と、限られた口の空間で舌を使うトレーニングです。
爪楊枝を横にして、前歯で咥え、その状態で母音の「あ・え・い・お・う」や子音の「か・け・き・こ・く」など発音を繰り返してください。
爪楊枝をくわえているので顎が動かず、唇の動きで音を変えていく練習になります。
唇を動かすことで明瞭な発音ができるようになり、慣れてくると音読も練習に有用です。
気持ちよく歌を歌う
声を出す練習ばかりですと芸がないので、是非練習後は歌を歌ってみてください。
娘はジブリの「君をのせて」が好きでいつも歌っています。
最近はボイトレのオンラインレッスンが非常に増えました。
昨年までは通学ばかりでしたが、コロナ禍で選択肢が増え、非常に安価です。
効率的に練習することができるので、ご自宅の環境が許せば本当におすすめです。
基本的な声量がアップし、声に張りが出てきますので、非常にコストパフォーマンスが高い習い事の一つです。
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