いよいよ筑波小の抽選結果が2020年10月3日に開示されます。
そもそもですがこの筑波小、昨年までは1ヶ月後に抽選が行われていました。
本年は試験日程が前倒しになり、出願もWEB、抽選も一部の立ち合いの方を除いてWEBとなっています。
このような筑波大学附属小学校の試験日程前倒しで、影響を一番受けやすいと考えているのが学芸大学附属小学校です。
学芸大学附属小学校は都内に4校あり、東は竹早、西は小金井、南は世田谷、北は大泉とそれぞれ異なる住所制限が敷かれています。
これらは併願することも可能ですが、11月下旬の2日間(小金井は1日になりましたが)を同日程で組みますので、事前に調査の上提出する必要があります。通常、2校併願は容易で、3校は理論上可能ですがほとんどいなくなります。
この点例年ですと筑波の試験は一番最後、12月に行われますので筑波を本命とされている方の多くは、学芸大学附属小学校やお茶の水を併願します。筑波の倍率は10倍相当ですから、抽選に通ったとしても国立志望者にとって当然の選択です。
2年間で5万PV以上ある筑波小の記事でのアンケート集計結果は下記の通りで、筑波専願の方は常時2割以下で少数です。40%~50%の方が筑波小以外の国立を受験し、また私立を含めた併願者も同数程度います。
2019年9月5日~2019年12月24日 | 2019年9月5日~2019年12月24日 | 2019年12月25日~2020年7月27日 | 2019年12月25日~2020年7月27日 | 2020年7月28日~2021年8月31日 | 2020年7月28日~2021年8月31日 | 全体 | ||
2020年度受験 | 2020年度受験 | 2021年度受験 | 2021年度受験 | |||||
アンケート内容 | 投票数 | 割合 | 投票数 | 割合 | 投票数 | 割合 | 投票数 | 割合 |
私立小学校も併願する | 83 | 46.9% | 12 | 25.0% | 127 | 53.4% | 222 | 42.2% |
国立小学校のみ併願する | 71 | 40.1% | 27 | 56.3% | 91 | 38.2% | 189 | 43.6% |
筑波大学附属小学校のみ受験する | 23 | 13.0% | 9 | 18.8% | 20 | 8.4% | 52 | 14.2% |
合計 | 177 | 100.0% | 48 | 100.0% | 238 | 100.0% | 463 | 100.0% |
しかし、本年は筑波の合格発表は、学芸大学附属小学校やお茶の水女子大学附属小学校よりも先に行われることとなりました。お茶の水の出願も筑波の二次考査の前ですので、筑波で最終合格されたご家庭は、筑波を本命とする場合、当然に学芸大学附属小学校を受験しないこととなります。
この合格人数は128名ですが、数十人規模で影響するとすれば、合格可能性に大きな影響を及ぼします。
というのも、この合格者は筑波の二次考査に通過した方々なので、受験上において脅威なわけです。
お茶の水はノンペーパーで、学芸大学附属各校も多くは高難易度のペーパーが課されないなど違いがありますが、全体的な能力が高いことが推察され、このような方々がまとまって抜けるということは、受験上有利です。
このような辞退率に影響を及ぼすと考えられるのは、下記学校です。
慶応義塾横浜初等部もまた、筑波の最終合格後に二次試験が行われます。
横浜初等部も最難関ですが、学費も受験界でトップクラスですので、国立を選択する方も一定率で存在すると予想します。
・学芸大学附属竹早小学校
・学芸大学附属世田谷小学校
・学芸大学附属大泉小学校
・学芸大学附属小金井小学校
・お茶の水女子大学附属小学校
・慶應義塾横浜初等部
上記で筑波の併願者の傾向はわかっていますので、下記でW合格時のご意向が伺えれば、今回の仮説はかなり信憑性が高くなると思われます。お茶の水との選択は女子に限定しています。宜しければご参加ください~。。
ほぼ9割が筑波を選択されています。
以上の結果から、同じ茗荷谷の国立、筑波大学附属小と竹早小では筑波小の方が人気があるようです。
票が割れています。筑波の方が票が多いですが、人によるという結論になりそうです。
以上の結果から、東京都の国立は筑波小の人気が一番あり、お茶の水女子大学附属小学校の女子も準ずる人気がある。
竹早小は女子について筑波小との比率からお茶の水より志望度が低いことが予想されます。
2022年3月22日追記
筑波小は人気校ながら、原則12月下旬に考査が実施されますので、一次抽選に通過したものの、様々な事情で辞退される方もいらっしゃいます。実質倍率を検討するにあたり、下記アンケートを追記させて頂きますので、宜しければ是非ご回答の程、宜しくお願い致します。
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