【表情豊かな子供に】赤ちゃん~幼児期は透明マスクで笑顔を見せてあげよう

皆さま、上図を見て、通常の不織布マスクと透明マスク、どれが一番表情が伝わりますか?

これまでマスクは冬場を中心に、長引いても花粉症の時期だけつけていたもので、一年の半分は誰もつけていませんでした。
しかし、今年は全世界でマスクが常識となり、誰もが外出するときにマスクをしています。

これにより、保育所などで「無表情な」子供が増えたと指摘されることが増えてきました。
この信憑性についてはまだはっきりしていませんが、現時点で一つ言えることは、親の表情が見えないことは小さいお子様にとって何一つプラスにはならないということです。

赤ちゃんは親の表情を見て真似して、経験を積み重ねて親の喜怒哀楽を理解し、他者と比較して学びます。
これが幼児期の基礎を作り学んでいくわけですが、外出するようになっても誰もがマスクをしている状況では、目の動きが限界。学習効果が半減してしまいます。

これまでマスクは不織布が一番メジャーな形として定着していますが、こと幼児教育面から見ると、特に野外では透明マスクも併用して、話した時や笑った時の口の動きを見せてあげた方が良いかも知れません。

2020年10月5日のAERAによると、下記のように記載されています。

笑顔が減った、反応が薄い……。続くコロナ禍で、保育現場で子どもたちに異変が起こっている。感染予防対策で大人たちが着けているマスクで、表情がわからないことが背景にある。

0~1歳半にかけては、言語の発達をはじめ、コミュニケーション能力や共感性を発達させる重要な時期とされる。
『乳児期の親と子の絆をめぐって』の著書がある、しぶいこどもクリニック(東京都大田区)の渋井展子(ひろこ)院長(昭和大学医学部小児科客員教授)は、乳児の発達には「周囲との交流が欠かせない」と解説する。 「新生児の脳は、生命維持に必要な呼吸や心拍、食欲を司る脳幹と不安を察知する扁桃体(へんとうたい)だけが完成された状態で生まれてきます。それ以外の脳の発達は、お世話をする人と環境により作られます」

正直まだ透明マスクは浸透しておらず、コロナがなくなるのが先か、浸透するのが先かという状態かと思います。ただ、色や柄つきのマスクが定着したように、お店でよく見るので透明マスクも違和感はなくなってきました。

今回、この記事に共感したきっかけは、小学校受験の幼児教室で感情を表現できないお子様が多いと見受けられたからです。どこかぼーっとしてて、リアクションが薄かったりするんですよね。これがマスクか原因かどうかは立証できないのですが、高額な料金を支払ってそのような練習をする羽目になる前に、小さいうちから表情豊かなお子様に育てたいものです。

この冬はまだコロナリスクはあり続けるでしょうから、貴重な一シーズンを逃さず、是非透明マスクを利用して子供に表情を見せてあげる機会を増やして頂ければと思います。

 

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