今日は東京都教育委員会のホームページで開示している東京ベーシック・ドリルのご紹介です。
こちら、小学校一年生から中学校一年生までの主要科目を対象として、基礎学力を身につけることを目的としたドリルです。
紙だけでなくタブレットやPCにも対応しており、無料であれば十分な質の教材です。
対象学年・科目
1年生漢字国語
2年漢字国語
3年漢字国語
4年漢字国語
5年漢字国語
6年漢字国語
1,2年言語国語
3,4年言語国語
5,6年言語国語
中1言語社会
地図社会
発展算数
1年算数
2年算数
3年算数
4年算数
5年算数
6年数学
中1理科
3年理科
4年理科
実験
英語 中1
一般的な通信教育教材との比較
東京ベーシックドリルと一般的な通信教材の相違点に注目した比較は下記の通りです。
東京ベーシックドリル | 一般的な通信教育教材 | |
費用 | 無料 | 1,000円~3,000円程度 |
学習形態 | 紙・PC・タブレット | 紙・PC・タブレット |
メリット | ・無料 ・登録不要で気軽に予習復習ができる |
・解説がありわかりやすい ・キャラクターなどを用いて机に向かう仕掛けが豊富 |
デメリット | ・問題数が少なく、網羅性に欠ける ・解説がない ・興味関心をひく工夫がない |
・有料 |
実際の問題はまずは見て頂いたほうが早いので、下記リンクをご覧いただければと思います。
東京ベーシック・ドリル (改訂版 令和2年4月1日更新)|東京都教育委員会ホームページ (tokyo.lg.jp)
良い点は、勉強開始までが非常に早いことです。思い立ったが吉日、会員登録も不要で、無料ですぐに始められます。
PCにも対応していて、採点機能もあります。下記は算数の問題一例(PC版)です。
上記の通り回答を書いて、〇つけをしてはい終わり、という構成ですので、極めてプレーンなドリルです。
無料にしては非常によくできた作りと思います。解説がなかったり網羅性が気になるので予習・復習の参考ツールとして利用するのが良さそうですが、先の学年でどのような学習をするのかを気軽に確認できるのは良いですね。英語や実験などのカテゴリもあります。
お子様は何に対しても興味を持ちがちですから、PCの操作練習代わりに取り組むのもよいかもしれません。
ベーシックドリルの弱点として、面白みがなさそうという点が挙げられます。同様に有料の通信教材のデメリットとしても、教材をためてしまいがちという点がありますが、ベーシックドリルよりは格段に取り組みやすい仕様です。
つまり、ベーシックドリルに取り組めるお子様であれば通信教材信教材も取り組める可能性が高いので、通信教材を検討されてもよいかもしれません。学習に当たり費用をかけたくないご家庭も多いかもしれませんが、通信教材はスケールメリットを利用してコストを抑えており、内容が充実している割に費用が安いです。
【ベビー・幼児】人気の知育通信教育・デジタル教材:おすすめ診断と年齢別比較 | 幼児教育と教材の効果を検証するブログ (grow-child-potential.com)
お子様に合った学習環境を整えていきたいですね。
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